岩手医科大学/2023年度/一般(前期)
岩手医科大学 2023年 数学 第3問解答・解説
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1問題
人形が2体ずつ入った中身の見えないカプセルがある。人形は10種類あり,同じ種類の人形は区別できない。各カプセルには異なる2種類の人形が1体ずつ入っている。また,2種類の人形の組合せすべてについてカプセルがあり,どのカプセルも他のカプセルと中の人形の種類が少なくとも1つは異なるものとする。
すべてのカプセルのうちから3個を取り出し,それらの中に入っている合計6体の人形について,異なる種類が 種類であるとする。次の問い(問1〜4)に答えよ。
問1 カプセルは全部で 個あり,各種類の人形はそれぞれ 個のカプセルに入っている。
問2 のとり得る値の範囲は である。
問3 となる確率は である。
問4 となる確率は である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
カプセルを種類の異なる2要素の組とみなし、選んだ3組に現れる各種類の出現回数からn=4,5の場合を分類して数え、全選択数に対する確率を求める。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 問1:カプセルは 45 個、各種類は 9 個のカプセルに入る。 問2: 問3: 問4:
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
問1について、10種類から異なる2種類を選ぶごとに1個のカプセルがあるので、カプセルの総数は 個である。ある1種類に注目すると、組になる相手は残りの9種類であり、その人形は9個のカプセルに入っている。
問2について、3個のカプセルは互いに異なる。種類が2種類以下なら作れる異なる組合せは高々1つなので、3個を選ぶことはできず、 である。また、6体から異なる種類は高々6種類だから である。 は3種類の間の3組、 は1種類を共通とする3組、 は3種類の中で2組を作り、残る2種類で1組を作る場合、 は互いに重ならない3組で実現できる。したがって、 である。
問3、問4では、全45個から異なる3個を選ぶ方法は 通りで、いずれも同様に確からしい。
の場合、選ばれた5種類すべてが使われ、種類ごとの出現回数の合計は6回である。各種類は少なくとも1回現れるため、出現回数は1回が4種類、2回が1種類である。2回現れる種類を選ぶと、その種類と組になる2種類を残り4種類から選び、最後の2種類どうしが組になる。したがって、まず使う5種類を選び、その中での組合せ方を数えると 通りである。よって確率は である。
の場合、選ばれた4種類の出現回数の合計は6回で、各種類は少なくとも1回現れる。したがって出現回数の組は または である。前者は1種類を中心にした3組で、中心の選び方は4通り。後者は4種類を順につないだ道筋の形であり、4種類の並べ方は逆順を同じ組合せと数えて 通りである。よって、4種類を固定したときの組合せ方は 通りであり、該当数は 通り。したがって確率は である。
検算として、 は三角形状の組合せが 通り、 は6種類を選んで3組に分ける方法が 通りである。これらに の個数を加えると となり、全選び方と一致する。また、2つの確率は既約分数である。
この問題で使う考え方
- 和の法則
- 積の法則
- 組合せ
- 確率の基本法則
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