(1) 全体集合は U={2,3,…,28} で n(U)=27。A∩B={4,10,16,22,28},A∩B={7,13,19,25}. U の奇数は13個なので,A∩B は 13−4=9 個であり,A∪B=A∩B も9個。さらに 2023=7⋅172 なので,U のうち C に属さない数は 7,14,17,21,28。従って A∩B∩C={4,10,16,22}(4個),A∩B∩C={28}(1個). A∪B∪C=A∩B∩C に属するのは 17,21 の2個である。よって (ア,イ,ウ,エ,オ,カ,キ)=(5,4,9,9,4,1,2).
(2) x>0 として有理化すると x2−xx2−5=x2+xx2−5x4−x2(x2−5)=1+1−5/x25. x→+∞ で右辺は 5/2 に近づく。
(3) y=2x3/2 なので y′=3x。弧長は ∫05/31+(y′)2dx=∫05/31+9xdx=[272(1+9x)3/2]05/3=272(64−1)=314.
(4) (1−i)=0 だから (1+i)n=(1−i)nであるための必要十分条件は(1−i1+i)n=1. 1−i1+i=i より in=1,すなわち n は4の倍数である。2023以下の正の4の倍数は 4,8,…,4⋅505 の505個。
(5) x=π/48 では tan4x=0 であり, dxdlog∣tan4x∣=sin4xcos4x4=sin8x8. 8x=π/6 だから微分係数は 8/(1/2)=16。
(6) α=1+5 なので α2=2α+4。これを用いると α3=8α+8,α4=24α+32,α5=80α+96. よって与式は (80α+96)−(24α+32)−12(8α+8)+12(2α+4)+16α=16.
(7) 0≦x≦π/6 で分母は正であり, f(6π−x)=cos33x+sin33xcos33x,f(x)+f(6π−x)=1. また置換 u=π/6−x より ∫0π/6f(π/6−x)dx=∫0π/6f(x)dx。従って差の積分は0で,和の積分は π/6 だから ∫0π/6{f(x)−f(6π−x)}dx=0,∫0π/6f(x)dx=12π.
(8) 和が s=3,4,…,8 となる出方は,a+b+c=s を a,b,c≧1 の整数解として数えれば (2s−1) 通りである。この範囲では各目は6以下なので上限の制約は生じない。従って該当数は s=3∑8(2s−1)=1+3+6+10+15+21=56 で,確率は 56/63=7/27。 積が12以下となる出方は,固定した a,b に対し c の個数が min(6,⌊12/(ab)⌋) である。これを全組について表にすると a\b123456計166432226321113421100431100052100006210000計2314853356 よって積の確率も 56/216=7/27。
(9) 前件は (x−4)(x−5)<0,すなわち 4<x<5。後件の左辺は x2−2(k−1)x+k2−2k−8=(x−(k−1))2−9 だから,後件が成り立つのは k−4≦x≦k+2 のときである。これがすべての 4<x<5 を含む条件は k−4≦4,k+2≧5, 従って 3≦k≦8。k=3では後件を満たす範囲は[−1,5]、k=8では[4,10]となり、いずれも前件の範囲(4,5)を含むので、両端の等号も許される。
(10) S0=0, Sn=Sn−1+an とおく。与式を2倍し,この関係を代入すると 2Sn−1+2an=an+ann3より2Sn−1an+an2=n3よりSn2−Sn−12=n3. 従って Sn2=k=1∑nk3。各項について k3=(2k(k+1))2−(2(k−1)k)2 なので望遠和により Sn2={n(n+1)/2}2。Sn>0 より Sn=n(n+1)/2。したがって S5=15, S20=210。また差 an=Sn−Sn−1=n>0 は仮定とも一致する。