本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

順天堂大学/2026年度/一般選抜A方式

順天堂大学 2026年 数学 第I問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

順天堂大学2026年度第I問

に適する解答をマークせよ。

(1)

(a) 方程式 2x−2−22−x=3128\displaystyle 2^{x-2}-2^{2-x}=\frac{31\sqrt{2}}{8} の解は x=アイ\displaystyle x=\frac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}} である。

(b) 方程式 x3+log⁡2x=4log⁡x4x^{3+\log_{2}x}=4^{\log_{x}4} の解は x=ウエ, オ\displaystyle x=\frac{\boxed{\text{ウ}}}{\boxed{\text{エ}}},\ \boxed{\text{オ}} である。

(c) 0≦x≦π0\leq x\leq\pi のとき, 2sin⁡2x−23sin⁡x−22cos⁡x+6≦02\sin 2x-2\sqrt{3}\sin x-2\sqrt{2}\cos x+\sqrt{6}\leq0 を満たす xx の範囲は カ≦x≦キクπ,ケコπ≦x≦サシπ\displaystyle \boxed{\text{カ}}\leq x\leq\frac{\boxed{\text{キ}}}{\boxed{\text{ク}}}\pi,\quad \frac{\boxed{\text{ケ}}}{\boxed{\text{コ}}}\pi\leq x\leq\frac{\boxed{\text{サ}}}{\boxed{\text{シ}}}\pi である。

(2)

(a) 1個のさいころを1回投げて, 出た目と同じ枚数のコインを投げる。このとき, 表が1枚も出ない確率は アイウエオ\displaystyle \frac{\boxed{\text{アイ}}}{\boxed{\text{ウエオ}}} である。

(b) 1個のさいころを1回投げて, 出た目と同じ枚数のコインを投げる。このとき, 1枚だけ表が出る確率は カキク\displaystyle \frac{\boxed{\text{カ}}}{\boxed{\text{キク}}} である。

(c) 1個のさいころを2回投げて, 出た目の和と同じ枚数のコインを投げる。このとき, 1枚だけ表が出る確率は ケコサシスセソ\displaystyle \frac{\boxed{\text{ケコサ}}}{\boxed{\text{シスセソ}}} である。

(3) 次のア〜オに当てはまるものを, 下の(A)〜(D)から選べ。

(a) 連続関数 f(x)f(x) について, すべての実数 a,ba,b に対して ∫abf(x) dx=b3−a33\displaystyle \int_{a}^{b}f(x)\,dx=\frac{b^{3}-a^{3}}{3} となることは f(x)=x2f(x)=x^{2} であるための ア\boxed{\text{ア}}。

(b) 異なる2つの正の整数 a,ba,b について, a+b\sqrt{a}+\sqrt{b} が無理数であることは ab\sqrt{ab} が無理数であるための イ\boxed{\text{イ}}。

(c) 2次以上の多項式 P(x)P(x) が異なる実数 α,β\alpha,\beta に対して P(α)=P(β)=0P(\alpha)=P(\beta)=0 となることは P(x)P(x) が (x−α)(x−β)(x-\alpha)(x-\beta) で割り切れるための ウ\boxed{\text{ウ}}。

(d) 複素数平面上の異なる3点 O(0),A(α),B(β)O(0),A(\alpha),B(\beta) について, α2+αβ+β2=0\alpha^{2}+\alpha\beta+\beta^{2}=0 が成り立つことは △OAB\triangle OAB が二等辺三角形になるための エ\boxed{\text{エ}}。

(e) 平面上の2点 A(a⃗),B(b⃗)A(\vec{a}),B(\vec{b}) について, a⃗≠0⃗, b⃗≠0⃗\vec{a}\ne\vec{0},\ \vec{b}\ne\vec{0} で a⃗\vec{a} と b⃗\vec{b} は平行でないとする。点 CC の位置ベクトルが sa⃗+tb⃗ (s,t は定数)s\vec{a}+t\vec{b}\ (s,t\text{ は定数}) で与えられるとき, s+t=1s+t=1 であることは点 CC が線分 ABAB の内分点であるための オ\boxed{\text{オ}}。

(A) 必要十分条件である。

(B) 必要条件であるが, 十分条件でない。

(C) 十分条件であるが, 必要条件でない。

(D) 必要条件でも十分条件でもない。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

指数・対数の置換、三角式の因数分解、目ごとの条件付き確率、二項係数によるコインの数え上げ、積分平均の極限、因数定理、複素数の絶対値、位置ベクトルによって各小問を独立に処理した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(a) ア=9, イ=2,x=92(1)(b) ウ=1, エ=4, オ=2,x=14,2(1)(c) カ=0, キ=1, ク=6, ケ=1, コ=4, サ=3, シ=4,0≦x≦π6, π4≦x≦3π4(2)(a) アイ=21, ウエオ=128,21128(2)(b) カ=5, キク=16,516(2)(c) ケコサ=105, シスセソ=1024,1051024(3)(a) ア=(A)(3)(b) イ=(B)(3)(c) ウ=(A)(3)(d) エ=(C)(3)(e) オ=(B)\displaystyle \begin{gathered} \text{(1)(a) }\text{ア}=9,\space{}\text{イ}=2,\quad x=\frac92\qquad \text{(1)(b) }\text{ウ}=1,\space{}\text{エ}=4,\space{}\text{オ}=2,\quad x=\frac14,2\\ \text{(1)(c) }\text{カ}=0,\space{}\text{キ}=1,\space{}\text{ク}=6,\space{}\text{ケ}=1,\space{}\text{コ}=4,\space{}\text{サ}=3,\space{}\text{シ}=4,\quad 0\le x\le\frac\pi6,\space{}\frac\pi4\le x\le\frac{3\pi}4\\ \text{(2)(a) }\text{アイ}=21,\space{}\text{ウエオ}=128,\quad \frac{21}{128}\qquad \text{(2)(b) }\text{カ}=5,\space{}\text{キク}=16,\quad \frac5{16}\\ \text{(2)(c) }\text{ケコサ}=105,\space{}\text{シスセソ}=1024,\quad \frac{105}{1024}\\ \text{(3)(a) }\text{ア}=(A)\qquad \text{(3)(b) }\text{イ}=(B)\qquad \text{(3)(c) }\text{ウ}=(A)\\ \text{(3)(d) }\text{エ}=(C)\qquad \text{(3)(e) }\text{オ}=(B) \end{gathered}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

agraph{(1)(a)} y=2x−2y=2^{x-2} とおくと y>0y>0 であり、与式は y−1y=3128,(y−42)(y+28)=0\displaystyle y-\frac1y=\frac{31\sqrt2}{8},\qquad \left(y-4\sqrt2\right)\left(y+\frac{\sqrt2}{8}\right)=0 となる。正の解は y=42=25/2y=4\sqrt2=2^{5/2} だから、x−2=5/2x-2=5/2、すなわち x=9/2x=9/2 である。

agraph{(1)(b)} 定義域は x>0, x≠1x>0,\ x\ne1 である。t=log⁡2xt=\log_2x とおけば t≠0t\ne0、x=2tx=2^t、log⁡x4=2/t\log_x4=2/t である。したがって 2t2+3t=24/tすなわち(t−1)(t+2)2=0.2^{t^2+3t}=2^{4/t} \quad\text{すなわち}\quad (t-1)(t+2)^2=0. よって t=1,−2t=1,-2 であり、x=2,1/4x=2,1/4 を得る。どちらも定義域に属する。

agraph{(1)(c)} 2sin⁡2x−23sin⁡x−22cos⁡x+6=(2sin⁡x−2)(2cos⁡x−3)2\sin2x-2\sqrt3\sin x-2\sqrt2\cos x+\sqrt6 =(2\sin x-\sqrt2)(2\cos x-\sqrt3) と因数分解できる。0≦x≦π0\le x\le\pi の範囲で、第一因子の零点は π/4,3π/4\pi/4,3\pi/4、第二因子の零点は π/6\pi/6 である。第一因子は 0≦x<π/40\le x<\pi/4 と 3π/4<x≦π3\pi/4<x\le\pi で負、π/4<x<3π/4\pi/4<x<3\pi/4 で正であり、第二因子は 0≦x<π/60\le x<\pi/6 で正、π/6<x≦π\pi/6<x\le\pi で負である。零点も含めて積が 00 以下となる範囲は 0≦x≦π6,π4≦x≦3π4\displaystyle 0\le x\le\frac{\pi}{6},\qquad \frac{\pi}{4}\le x\le\frac{3\pi}{4} である。

agraph{(2)(a)} さいころの目を nn とすると、その条件下で表が一枚も出ない確率は 2−n2^{-n} である。各目は同様に確からしいから、求める確率は 16∑n=1612n=16⋅6364=21128.\displaystyle \frac16\sum\limits _{n=1}^{6}\frac1{2^n} =\frac16\cdot\frac{63}{64}=\frac{21}{128}.

agraph{(2)(b)} さいころの目が nn のとき、表がちょうど一枚となる確率は (n1)/2n=n/2n\displaystyle \binom n1/2^n=n/2^n である。したがって 16∑n=16n2n=16⋅12064=516.\displaystyle \frac16\sum\limits _{n=1}^{6}\frac n{2^n} =\frac16\cdot\frac{120}{64}=\frac{5}{16}.

agraph{(2)(c)} さいころを二回投げた目の和を ss とすると、s=2,3,…,12s=2,3,\ldots,12 に対する出方の数は順に 1,2,3,4,5,6,5,4,3,2,11,2,3,4,5,6,5,4,3,2,1 通りである。和が ss のとき、ss 枚のコインで表がちょうど一枚となる確率は s/2ss/2^s なので、 P=136∑s=212wss2s=136(945256)=1051024,\displaystyle \begin{aligned} P&=\frac1{36}\sum\limits _{s=2}^{12}w_s\frac{s}{2^s}\\ &=\frac1{36}\left(\frac{945}{256}\right) =\frac{105}{1024}, \end{aligned} ただし (w2,w3,…,w12)=(1,2,3,4,5,6,5,4,3,2,1)(w_2,w_3,\ldots,w_{12})=(1,2,3,4,5,6,5,4,3,2,1) である。

agraph{(3)(a)} f(x)=x2f(x)=x^2 ならば x3/3x^3/3 はその原始関数であり、問題の積分等式が成り立つ。逆にその等式がすべての a,ba,b で成り立つとする。任意の実数 xx と h≠0h\ne0 に対し a=x,b=x+ha=x,b=x+h として両辺を hh で割ると 1h∫xx+hf(t) dt=x2+xh+h23.\displaystyle \frac1h\int_x^{x+h}f(t)\,dt=x^2+xh+\frac{h^2}{3}. ff の連続性より左辺は h→0h\to0 で f(x)f(x) に近づき、右辺は x2x^2 に近づく。ゆえに全ての xx で f(x)=x2f(x)=x^2 となる。したがって必要十分条件であり、答えは (A) である。

agraph{(3)(b)} a+b\sqrt a+\sqrt b が有理数 qq ならば、平方して ab=q2−a−b2\displaystyle \sqrt{ab}=\frac{q^2-a-b}{2} となるので ab\sqrt{ab} も有理数である。したがって ab\sqrt{ab} が無理数なら a+b\sqrt a+\sqrt b も無理数であり、前者の条件は後者の条件の必要条件である。一方、a=2,b=8a=2,b=8 では a+b=32\sqrt a+\sqrt b=3\sqrt2 は無理数だが ab=4\sqrt{ab}=4 は有理数であるから、十分条件ではない。答えは (B) である。

agraph{(3)(c)} P(α)=0P(\alpha)=0 より因数定理で P(x)=(x−α)Q(x)P(x)=(x-\alpha)Q(x) と書ける。P(β)=0P(\beta)=0 および β≠α\beta\ne\alpha から 0=P(β)=(β−α)Q(β)0=P(\beta)=(\beta-\alpha)Q(\beta) となり、Q(β)=0Q(\beta)=0 である。再び因数定理を用いれば Q(x)Q(x) は x−βx-\beta で割り切れるので、P(x)P(x) は (x−α)(x−β)(x-\alpha)(x-\beta) で割り切れる。逆にこの積で割り切れれば、P(α)=P(β)=0P(\alpha)=P(\beta)=0 である。よって必要十分条件で、答えは (A) である。

agraph{(3)(d)} β≠0\beta\ne0 なので z=α/βz=\alpha/\beta とおくと、条件式は z2+z+1=0z^2+z+1=0 となる。平方完成して (z+12)2=−34,z=−12±32i.\displaystyle \left(z+\frac12\right)^2=-\frac34, \qquad z=-\frac12\pm\frac{\sqrt3}{2}i. いずれも ∣z∣=1|z|=1 だから ∣α∣=∣β∣|\alpha|=|\beta|、すなわち OA=OBOA=OB であり、三角形 OABOAB は二等辺三角形である。よってこの条件は十分である。一方、α=1, β=(1+3i)/2\alpha=1,\ \beta=(1+\sqrt3 i)/2 とすると三辺の長さが全て 11 となって二等辺三角形だが、 α2+αβ+β2=1+i3≠0.\alpha^2+\alpha\beta+\beta^2=1+i\sqrt3\ne0. したがって必要条件ではなく、答えは (C) である。

agraph{(3)(e)} 点 CC が線分 ABAB の内分点なら、ある uu(0<u<10<u<1)を用いて OC→=(1−u)a⃗+ub⃗\overrightarrow{OC}=(1-u)\vec a+u\vec b と表せるので、係数の和は 11 である。逆に s+t=1s+t=1 は直線 ABAB 上にあることを示すだけで、係数の範囲を保証しない。例えば s=2,t=−1s=2,t=-1 は和が 11 だが、内分点ではない。a⃗,b⃗\vec a,\vec b は平行でないため表し方は一意であり、この点は線分の外にある。よって必要条件だが十分条件ではなく、答えは (B) である。

この問題で使う考え方

  • 実数と無理数
  • 命題と必要十分条件
  • 対偶・背理法による証明
  • 剰余・因数定理
  • 有理数指数と指数法則
  • 対数とその性質
  • 二倍角の公式
  • 三角関数の周期・グラフ

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。