大分大学/2012年度/前期
大分大学 2012年 数学 第1問解答・解説
このページには広告が含まれます。
1問題
次の問いに答えよ。
(1) 実数係数の二次方程式 の解を とする。この方程式が異なる2つの実数解を持たないとき, の最小値を求めよ。
(2) が無理数であることを示せ。
(3) 動点 が現在 軸上の原点にある。コイン1個とサイコロ1個を同時に投げ,コインが表であれば点 はサイコロの目の数だけ正の方向に進み,コインが裏であればサイコロの目にかかわらず負の方向に2だけ進む。この試行を3回続けて行ったとき,点 が原点にある確率を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) 無理数 (3)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 判別式は である。異なる2つの実数解を持たない条件は 、すなわち である。解と係数の関係より だから、 ここで とすると方程式は となり、条件を満たして等号が成り立つ。したがって最小値は である。
(2) が有理数であると仮定すると、 も有理数となる。そこで ( は互いに素な正の整数)とおくと、 である。よって は偶数なので は偶数であり、 とおける。これを代入すると となるから も偶数である。これは が互いに素であることに反する。したがって は無理数であり、仮定に矛盾するので は無理数である。
(3) 3回のうち表が出る回数を 、表のときに進むサイコロの目の合計を とする。裏の回は毎回 進むので、原点に戻る条件は 、すなわち である。
・ では移動量は であり、原点に戻らない。
・ では表の回の目が であればよい。表の位置は 通りあり、残る2回のサイコロの目はそれぞれ6通りだから、有利な結果は 通りである。
・ では表の回の目の合計が でなければならないので、2つの目はともに である。表の位置は 通りで、裏の回のサイコロの目は6通りだから、有利な結果は 通りである。
・ では表の目の合計は少なくとも で、0にはならない。
各回のコインとサイコロの組は12通りあり、3回の全結果は 通りである。したがって求める確率は である。確かめとして、表が1回のときの確率は 、表が2回のときの確率は であり、その和も となる。
この問題で使う考え方
- 二次関数の最大・最小
- 実数と無理数
- 対偶・背理法による証明
- 二次方程式の判別式
- 解と係数の関係
- 約数・倍数
- 和の法則
- 積の法則
PR
数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」
数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」
トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。
トウコベ公式サイト似た問題を、ほかの大学で
答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。
