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日本大学/2018年度/A

日本大学 2018年 数学 第1問解答・解説

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1問題

日本大学2018年度第1問

マークシートに解答を記入しなさい。ただし, 分数は既約分数で答え, 平方根を含む解答は平方根の中をできるだけ簡単にして答えなさい。

(1) a,ba,b を定数とする。ただし a>0a>0 とする。2次関数 y=ax2+6ax+by=ax^{2}+6ax+b の定義域が −5≦x≦2-5\leq x\leq 2 のとき, 値域は −258≦y≦252\displaystyle -\frac{25}{8}\leq y\leq\frac{25}{2} であるという。このとき a=12\displaystyle a=\frac{\boxed{1}}{\boxed{2}}, b=34\displaystyle b=\frac{\boxed{3}}{\boxed{4}} である。

(2) a,ba,b を実数とする。3次方程式 ax3+bx2+25x−8a=0ax^{3}+bx^{2}+25x-8a=0 が x=1+2ix=1+\sqrt{2}i を解にもつとき, a=5a=\boxed{5}, b=−67b=-\boxed{6}\boxed{7} である。ただし, ii は虚数単位である。

(3) 1辺の長さが 44 の立方体 ABCD−EFGHABCD-EFGH の辺 ABAB を 1:31:3 に内分する点を PP, 辺 BFBF の中点を QQ, 辺 BCBC を 3:13:1 に内分する点を RR とする。このとき, PQ=89PQ=\sqrt{\boxed{8}\boxed{9}}, RP=1011RP=\boxed{10}\sqrt{\boxed{11}} であり, 三角形 PQRPQR の面積は 12131415\displaystyle \frac{\boxed{12}}{\boxed{13}}\sqrt{\boxed{14}\boxed{15}} である。

(4) さいころを3回投げて出た目を順に x,y,zx,y,z とするとき, 100の位を xx, 10の位を yy, 1の位を zz として3桁の自然数をつくる。ただし, さいころを投げる試行は互いに独立であるとする。こうしてつくった3桁の自然数が4の倍数になる確率は 1617\displaystyle \frac{\boxed{16}}{\boxed{17}} であり, 4の倍数かつ9の倍数になる確率は 181920\displaystyle \frac{\boxed{18}}{\boxed{19}\boxed{20}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

二次関数の値域、複素共役根と係数比較、立方体の空間座標・内積、位取りと有限個のさいころの目の数え上げで各小問を解いた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) a=58, b=52\displaystyle (1)\space{}a=\frac{5}{8},\space{}b=\frac{5}{2}
    (2) a=3, b=−14(2)\space{}a=3,\space{}b=-14
    (3) PQ=13, RP=32, [PQR]=3172\displaystyle (3)\space{}PQ=\sqrt{13},\space{}RP=3\sqrt{2},\space{}[PQR]=\frac{3\sqrt{17}}{2}
    (4) Pr⁡(4∣N)=14, Pr⁡(4∣N, 9∣N)=136\displaystyle (4)\space{}\Pr(4\mid N)=\frac14,\space{}\Pr(4\mid N,\space{}9\mid N)=\frac1{36}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 放物線を平方完成すると y=a(x+3)2+b−9ay=a(x+3)^2+b-9a となる。頂点の x=−3x=-3 は定義域内にあるので最小値は b−9ab-9a である。また上に開く放物線の最大値は端点でとる。端点での値は y(−5)=b−5ay(-5)=b-5a, y(2)=b+16ay(2)=b+16a であり, a>0a>0 だから b+16a>b−5ab+16a>b-5a。したがって b−9a=−258\displaystyle b-9a=-\frac{25}{8}, b+16a=252\displaystyle b+16a=\frac{25}{2}。差をとると 25a=1258\displaystyle 25a=\frac{125}{8}, よって a=58\displaystyle a=\frac58, b=52\displaystyle b=\frac52。

(2) 係数は実数なので, 1+2i1+\sqrt2 i が解なら共役な 1−2i1-\sqrt2 i も解である。よって x2−2x+3x^2-2x+3 が左辺を割る。商を ax+cax+c とおいて係数を比較すると (x2−2x+3)(ax+c)=ax3+(c−2a)x2+(3a−2c)x+3c(x^2-2x+3)(ax+c)=ax^3+(c-2a)x^2+(3a-2c)x+3c だから 3c=−8a3c=-8a, 3a−2c=253a-2c=25。前者から c=−83a\displaystyle c=-\frac83a であり, 後者に代入して 253a=25\displaystyle \frac{25}{3}a=25, したがって a=3, c=−8a=3,\ c=-8。さらに b=c−2a=−14b=c-2a=-14。

(3) 立方体の頂点を A=(0,0,0),B=(4,0,0),C=(4,4,0),F=(4,0,4)A=(0,0,0), B=(4,0,0), C=(4,4,0), F=(4,0,4) とおく。内分比から P=(1,0,0),R=(4,3,0)P=(1,0,0), R=(4,3,0), また Q=(4,0,2)Q=(4,0,2)。よって PQ→=(3,0,2)\overrightarrow{PQ}=(3,0,2), PR→=(3,3,0)\overrightarrow{PR}=(3,3,0) なので PQ=13, RP=32PQ=\sqrt{13},\ RP=3\sqrt2。さらに PQ→⋅PR→=9\overrightarrow{PQ}\cdot\overrightarrow{PR}=9 であるから, PQPQ の PRPR への射影の長さは 932\displaystyle \frac{9}{3\sqrt2}, 高さの二乗は 13−(932)2=172\displaystyle 13-\left(\frac{9}{3\sqrt2}\right)^2=\frac{17}{2}。したがって面積は 12⋅32⋅172=3172\displaystyle \frac12\cdot3\sqrt2\cdot\sqrt{\frac{17}{2}}=\frac{3\sqrt{17}}2。

(4) 10y+z10y+z が4の倍数となる組は (y,z)=(1,2),(1,6),(2,4),(3,2),(3,6),(4,4),(5,2),(5,6),(6,4)(y,z)=(1,2),(1,6),(2,4),(3,2),(3,6),(4,4),(5,2),(5,6),(6,4) の9組である。百の位 xx は6通りなので, 全216通りのうち54通りが4の倍数となり, 確率は 54216=14\displaystyle \frac{54}{216}=\frac14。この9組のうち, 各組に対し x+y+zx+y+z が9の倍数となる x=1,…,6x=1,\ldots,6 のいずれかがあるものは (x,y,z)=(6,1,2),(2,1,6),(3,2,4),(4,3,2),(1,4,4),(2,5,2)(x,y,z)=(6,1,2),(2,1,6),(3,2,4),(4,3,2),(1,4,4),(2,5,2) の6通りである。したがって両方の倍数となる確率は 6216=136\displaystyle \frac6{216}=\frac1{36}。

この問題で使う考え方

  • 二次関数のグラフと頂点
  • 二次関数の最大・最小
  • 空間図形の計量
  • 複素数の四則演算
  • 多項式の除法
  • 高次方程式
  • 積の法則
  • 確率の基本法則

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