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日本大学/2018年度/A

日本大学 2018年 数学 第2問解答・解説

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1問題

日本大学2018年度第2問

マークシートに解答を記入しなさい。ただし, 分数は既約分数で答え, 平方根を含む解答は平方根の中をできるだけ簡単にして答えなさい。

(1) 2つの実数 x,yx,y が (x−2)2+(y−1)2=1(x-2)^{2}+(y-1)^{2}=1 を満たしながら動くとき, y−12x\displaystyle y-\frac{1}{\sqrt{2}}x の最大値は 21−22+2324\displaystyle \boxed{21}-\sqrt{\boxed{22}}+\frac{\sqrt{\boxed{23}}}{\boxed{24}} である。

(2) 方程式 4x+4−x−2x+3+2−x+3+14=04^{x}+4^{-x}-2^{x+3}+2^{-x+3}+14=0 の解は x=log⁡2(25+26)x=\log_{2}\left(\boxed{25}+\sqrt{\boxed{26}}\right) である。

(3) 原点 OO の座標平面上に点 A(23,2)A(2\sqrt{3},2), B(3,4)B(3,4) をとり, 三角形 OABOAB をつくる。辺 ABAB 上に点 CC を ∠AOC=∠BOC\angle AOC=\angle BOC となるように選ぶ。さらに, 点 CC から直線 OAOA に垂線 CDCD をひく。このとき, 点 CC は辺 ABAB を 27:28\boxed{27}:\boxed{28} に内分する点であり, OD→=kOA→\overrightarrow{OD}=k\overrightarrow{OA} と表すとき, k=2930+3132\displaystyle k=\frac{\boxed{29}}{\boxed{30}}+\frac{\sqrt{\boxed{31}}}{\boxed{32}} である。

(4) 関数 f(x)=7x8x+3\displaystyle f(x)=\frac{7x}{8x+3} を用いて数列 {an},{bn}\{a_{n}\},\{b_{n}\} をつぎで定める: an+1=f(an),a1=13,bn=1an(n=1,2,3,…).\displaystyle a_{n+1}=f(a_{n}),\quad a_{1}=\frac{1}{3},\qquad b_{n}=\frac{1}{a_{n}}\quad(n=1,2,3,\ldots). このとき, 数列 {bn}\{b_{n}\} の一般項は bn=33+(3435)n−1\displaystyle b_{n}=\boxed{33}+\left(\frac{\boxed{34}}{\boxed{35}}\right)^{n-1} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

円周上の一次式を三角関数の合成で最大化し、指数方程式を置換して解いた。角の二等分線の定理とベクトルの射影、逆数列の一次漸化式を用いた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 1−2+62\displaystyle (1)\space{}1-\sqrt2+\frac{\sqrt6}{2}
    (2) x=log⁡2(2+5)(2)\space{}x=\log_2(2+\sqrt5)
    (3) AC:CB=4:5, k=79+36\displaystyle (3)\space{}AC:CB=4:5,\space{}k=\frac79+\frac{\sqrt3}{6}
    (4) bn=2+(37)n−1\displaystyle (4)\space{}b_n=2+\left(\frac37\right)^{n-1}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) u=x−2, v=y−1u=x-2,\ v=y-1 とおくと u2+v2=1u^2+v^2=1 であり, 求める式は 1−2+v−u2\displaystyle 1-\sqrt2+v-\frac{u}{\sqrt2} となる。u=cos⁡θ, v=sin⁡θu=\cos\theta,\ v=\sin\theta と表せば, v−u2=sin⁡θ−12cos⁡θ\displaystyle v-\frac{u}{\sqrt2}=\sin\theta-\frac{1}{\sqrt2}\cos\theta の最大値は三角関数の合成により 1+12=62\displaystyle \sqrt{1+\frac12}=\frac{\sqrt6}{2}。したがって最大値は 1−2+62\displaystyle 1-\sqrt2+\frac{\sqrt6}{2}。

(2) t=2xt=2^x とおくと t>0t>0 であり, 方程式は t2+t−2−8t+8t−1+14=0t^2+t^{-2}-8t+8t^{-1}+14=0。ここで r=t−t−1r=t-t^{-1} とすると t2+t−2=r2+2t^2+t^{-2}=r^2+2 なので, 方程式は r2−8r+16=0r^2-8r+16=0, すなわち r=4r=4 となる。よって t−t−1=4t-t^{-1}=4, すなわち t2−4t−1=0t^2-4t-1=0。t>0t>0 より t=2+5t=2+\sqrt5 であるから x=log⁡2(2+5)x=\log_2(2+\sqrt5)。

(3) OA=(23)2+22=4OA=\sqrt{(2\sqrt3)^2+2^2}=4, OB=32+42=5OB=\sqrt{3^2+4^2}=5。OCOC は ∠AOB\angle AOB の二等分線なので, 角の二等分線の定理から AC:CB=OA:OB=4:5AC:CB=OA:OB=4:5。従って OC→=5OA→+4OB→9\displaystyle \overrightarrow{OC}=\frac{5\overrightarrow{OA}+4\overrightarrow{OB}}9。垂線の足の条件 (OC→−kOA→)⋅OA→=0(\overrightarrow{OC}-k\overrightarrow{OA})\cdot\overrightarrow{OA}=0 より k=OC→⋅OA→OA2\displaystyle k=\frac{\overrightarrow{OC}\cdot\overrightarrow{OA}}{OA^2}。ここで OA2=16OA^2=16, OB→⋅OA→=63+8\overrightarrow{OB}\cdot\overrightarrow{OA}=6\sqrt3+8 だから k=5⋅16+4(63+8)9⋅16=79+36\displaystyle k=\frac{5\cdot16+4(6\sqrt3+8)}{9\cdot16}=\frac79+\frac{\sqrt3}{6}。

(4) a1=13>0\displaystyle a_1=\frac13>0 で, 正の ana_n に対して an+1=7an8an+3>0\displaystyle a_{n+1}=\frac{7a_n}{8a_n+3}>0 だから, 逆数 bnb_n は常に定義される。漸化式を逆数で表すと bn+1=8an+37an=87+37bn\displaystyle b_{n+1}=\frac{8a_n+3}{7a_n}=\frac87+\frac37b_n, また b1=3b_1=3。従って bn+1−2=37(bn−2)\displaystyle b_{n+1}-2=\frac37(b_n-2) であり, b1−2=1b_1-2=1 だから bn−2=(37)n−1\displaystyle b_n-2=\left(\frac37\right)^{n-1}。ゆえに bn=2+(37)n−1\displaystyle b_n=2+\left(\frac37\right)^{n-1}。

この問題で使う考え方

  • 円の方程式
  • 三角関数の合成
  • 有理数指数と指数法則
  • 対数とその性質
  • 二次方程式とグラフ
  • 角の二等分線の性質
  • 内分・外分点
  • 座標による距離

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