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日本大学/2018年度/A

日本大学 2018年 数学 第4問解答・解説

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1問題

日本大学2018年度第4問

「数学記述式問題解答用紙」に解答しなさい。放物線 y=4x2y=4x^{2} 上に2点 P(a,4a2)P(a,4a^{2}), Q(b,4b2)Q(b,4b^{2}) をとる。ただし, a<ba<b とする。点 PP における放物線の接線を ℓP\ell_{P}, 点 QQ における放物線の接線を ℓQ\ell_{Q} とするとき, ℓP\ell_{P} と ℓQ\ell_{Q} は1点 RR において垂直に交わるとする。このとき, 以下の問いに答えなさい。

(1) 点 RR の yy 座標は常に −116\displaystyle -\frac{1}{16} であることを示しなさい。

(2) 3点 P,Q,RP,Q,R を線分で結び, 三角形 PQRPQR を作る。三角形 PQRPQR の面積を求めて F3F^{3} という形で表しなさい。ただし, FF は a,ba,b の多項式である。

(3) 三角形 PQRPQR の面積の最小値を求めなさい。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

放物線の接線の傾きと方程式を求め、垂直条件から交点を決定した。弦PQを底辺とする高さを点と直線の距離で計算し、積条件を使って面積を最小化した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) yR=−116\displaystyle (1)\space{}y_R=-\frac1{16}
    (2) F=b−a,[PQR]=(b−a)3(2)\space{}F=b-a,\quad [PQR]=(b-a)^3
    (3) [PQR]min⁡=164(a=−18, b=18)\displaystyle (3)\space{}[PQR]_{\min}=\frac1{64}\quad (a=-\frac18,\space{}b=\frac18)

4解答

解答を見る途中式つきの解答

放物線 y=4x2y=4x^2 の導関数は 8x8x なので, P,QP,Q における接線はそれぞれ y=8ax−4a2y=8ax-4a^2, y=8bx−4b2y=8bx-4b^2 である。  (1) 2直線の傾きの積が垂直条件より (8a)(8b)=−1(8a)(8b)=-1, したがって ab=−164\displaystyle ab=-\frac1{64}。交点の座標を求めると, 8ax−4a2=8bx−4b28ax-4a^2=8bx-4b^2 から xR=a+b2\displaystyle x_R=\frac{a+b}{2}(a≠ba\ne b)であり, yR=8a⋅a+b2−4a2=4ab=−116\displaystyle y_R=8a\cdot\frac{a+b}{2}-4a^2=4ab=-\frac1{16}。  (2) 線分 PQPQ の傾きは 4b2−4a2b−a=4(a+b)\displaystyle \frac{4b^2-4a^2}{b-a}=4(a+b) だから, 直線 PQPQ は y=4(a+b)x−4aby=4(a+b)x-4ab。d=b−a>0d=b-a>0 とおくと PQ=d1+16(a+b)2PQ=d\sqrt{1+16(a+b)^2}。交点 R=(a+b2,4ab)\displaystyle R=(\frac{a+b}{2},4ab) から直線 PQPQ までの距離は ∣4(a+b)⋅a+b2−4ab−4ab∣1+16(a+b)2=2(a+b)2−8ab1+16(a+b)2=2(b−a)21+16(a+b)2.\displaystyle \frac{\left|4(a+b)\cdot\frac{a+b}{2}-4ab-4ab\right|}{\sqrt{1+16(a+b)^2}}=\frac{2(a+b)^2-8ab}{\sqrt{1+16(a+b)^2}}=\frac{2(b-a)^2}{\sqrt{1+16(a+b)^2}}. よって三角形の面積は 12⋅PQ⋅高さ=(b−a)3\displaystyle \frac12\cdot PQ\cdot\text{高さ}=(b-a)^3 であり, F=b−aF=b-a とすればよい。  (3) (b−a)2=(a+b)2−4ab=(a+b)2+116≧116\displaystyle (b-a)^2=(a+b)^2-4ab=(a+b)^2+\frac1{16}\geq\frac1{16}。b−a>0b-a>0 なので b−a≧14\displaystyle b-a\geq\frac14, よって面積は (b−a)3≧164\displaystyle (b-a)^3\geq\frac1{64}。等号は a+b=0a+b=0 のときに成立し, ab=−164\displaystyle ab=-\frac1{64} と合わせると a=−18, b=18\displaystyle a=-\frac18,\ b=\frac18 で実際に達成される。

この問題で使う考え方

  • 多項式の導関数
  • 接線の方程式
  • 直線の方程式
  • 三角比による面積

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