(1) 条件から −2≦y≦2 かつ x≧0 である。したがって 3x+4y−3≧4y−3≧−11 であり、(x,y)=(0,−2) で等号となるので最小値は −11 である。一方、ベクトルの内積の不等式から 3x+4y≦32+42x2+y2≦10 であり、(x,y)=(6/5,8/5) は条件を満たして等号となる。よって最大値は 10−3=7 である。 次に U=x2−y2, V=2xy とおくと、 3x2+4xy−3y2=3U+2V,U2+V2=(x2+y2)2. よって 3U+2V≦13U2+V2≦413. 等号条件は (U,V) が (3,2) と同じ向きで x2+y2=4 となることである。これは x=2cosθ, y=2sinθ とし、0<θ<π/4 で (cos2θ,sin2θ)=(3/13,2/13) を満たす θ を選べば実現し、x>0 である。したがって最大値は 413 である。 (2) 0≦x≦2π での2つの部分の面積の和は ∫0πsinxdx+∫π2π(−sinx)dx=2+2=4. また sinx−cosx=2sin(x−π/4) だから、曲線間の面積は ∫02π∣sinx−cosx∣dx=2∫02π∣sin(x−π/4)∣dx=42. さらに g(x)=∫xx+π/2∣sint∣dt は π 周期である。0≦x≦π/2 では g(x)=sinx+cosx≧1。π/2≦x≦π では区間が t=π をまたぐので g(x)=∫xπsintdt+∫πx+π/2(−sint)dt=2+cosx−sinx≧2−2. 後者の等号は x=3π/4 で成立し、2−2<1 であるから、最小値は 2−2 である。 (3) AB=(3,1,2)、AC=(−1,3,1) であり、 ∣AB∣2=14,∣AC∣2=11,AB⋅AC=2. 内積と三角形の面積公式より [ABC]=21∣AB∣2∣AC∣2−(AB⋅AC)2=21150=256. n=(1,1,−2) とすると n⋅AB=n⋅AC=0 だから、平面 ABC の方程式は x+y−2z=0 である。DH は n と平行なので H=D+λn とおく。平面上にある条件から (1+λ)+λ−2(5−2λ)=0 となり、λ=3/2、したがって H=(5/2,3/2,2) である。点 D と平面 ABC の距離は ∣n∣∣n⋅AD∣=6∣(1,1,−2)⋅(2,1,6)∣=69=236. よって四面体の体積は 31[ABC]⋅236=215. (4) 2052=22⋅33⋅19 である。正の約数の個数は (2+1)(3+1)(1+1)=24、総和は (1+2+4)(1+3+9+27)(1+19)=5600. 正の整数が奇数個の正の約数をもつのは平方数に限る。300 以下の平方数は 12,…,172 の17個なので、約数の個数が偶数である数は 300−17=283 個である。