順天堂大学/2026年度/一般選抜A方式
順天堂大学 2026年 数学 第III問解答・解説
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1問題
以下の問いに答えよ。
(1) 導関数の定義にしたがって を示せ。ただし, は用いてよい。
(2) のとき, が成り立つことを示せ。
(3) 自然数 に対して, とし, これらを用いて とする。 のとき, すべての自然数 に対して, および が成り立つことを示せ。ただし, のとき, とする。
(4) を示せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
三角関数の加法定理と与えられた基本極限から導関数を求める。導関数の符号と自然数 n に関する帰納法で有限部分和の誤差の符号を示し、その n=2,3 の結果で sin 1 を挟む。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 加法定理より また, だから 問題文で与えられた極限と合わせると を得る。
(2) とおく。(1)より である。三角関数の基本関係 から なので, である。したがって は の範囲で増加し, から ,すなわち である。
(3) まず では は (2) の結果であり, も から成り立つ。
とする。有限和を項別に微分すると また,加法定理と (1) で用いた極限から よって さらに であり,問題文の と から である。いま と仮定すると, かつ より である。続いて および より となる。 で成り立ち,この議論で から へ進めるので,すべての自然数 について両不等式が成り立つ。
(4) として (3) の を用いると より である。また では だから である。最後に なので 以上より示された。
この問題で使う考え方
- 導関数と増減
- 多項式の導関数
- 三角関数の相互関係
- 数学的帰納法
- 総和記号と数列の和
- 関数の極限
- 三角関数の微分
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