長崎大学/2020年度/前期
長崎大学 2020年 数学 第8問解答・解説
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1問題
長さが のひもを使って、周の長さが の正三角形、正方形、正五角形、正六角形、 と順次、正多角形を作ることとする。頂点が 個の正 角形 ( は3以上の整数)の面積を 、 の外接円の半径を とする。以下の問いに答えよ。
(1) と をそれぞれ を用いて表せ。
(2) および をそれぞれ を用いて表せ。
(3) で定義された関数 の増減を調べよ。
(4) (3)を利用して、3以上の整数 に対して であることを示せ。 また、極限値 を求めよ。さらに、この極限値が図形的にどのような意味を表しているか、簡単に説明せよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- は で狭義単調減少 周長 a の円の面積。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
長さ のひもで作るので、各正多角形の周長は である。
(1) 正三角形 の一辺は だから、 正方形 の一辺は だから、
(2) 正 角形の一辺を 、中心を 、頂点を隣り合う 、辺 の中点を とする。 であり、 である。直角三角形 で だから また より、中心から辺 までの距離は 正 角形は、底辺 、高さ の三角形 個に分けられるので、 この式に を代入すると (1) の結果とも一致する。
(3) では , なので微分して ここで とおくと、 したがって 、すなわち である。よって は の範囲で、 が大きくなると必ず小さくなる。
(4) とおくと、 で であり、 である。(2) の面積は と書ける。(3) より であり、 だから
極限を求めるため、 で , とおく。 かつ だから である。よって のとき なので、はさみうちにより 。したがって この値は、円周の長さが の円の半径 と面積 に一致する。実際、 とすると は , を満たすので、 であり、。従って 、また中心角 であるから、周長 を保つ正多角形が周長 の円に近づくときの面積がこの極限値である。
この問題で使う考え方
- 三角比と相互関係
- 三角比による面積
- 一般角と弧度法
- 三角関数の相互関係
- 導関数と増減
- 積の微分
- 商の微分
- 三角関数の微分
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