長崎大学/2020年度/前期
長崎大学 2020年 数学 第7問解答・解説
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1問題
各自然数 に対して、平面上の2つの曲線 を考える。ただし、 は、 を満たす によらない数列とする。以下の問いに答えよ。
(1) 曲線 の2つの交点のうち、 軸上にない交点の 座標を とする。このとき、 を を用いて表し、 であることを示せ。
(2) 曲線 と 軸とで囲まれる図形の面積を とするとき、 を を用いて表せ。また、 において、曲線 と とで囲まれる図形の面積を とするとき、 を を用いて表せ。
(3) すべての自然数 に対して ( は正の定数) が成り立つとき、一般項 を求めよ。また、数列 が収束するような の値の範囲を求めよ。
(4) 無限級数 が収束するような の値の範囲を求めよ。また、そのときの和を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) , 。(2) 。(3) 。数列が収束する範囲はで、r=1/2では1、では0に収束する。(4) 収束範囲は1/2<r<1、その和は。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 交点の方程式は である。区間 において は 軸上の交点であり、 は交点ではない。 したがって、 軸上にない交点 では であり、 より から である。 は で増加するので、
(2) で だから、 また、 では である。よって が の上側にあり、 ここに と を代入すると、
(3) とおく。仮定から であり、(2)より と 、 より、 したがって公比は によらず一定である。 なので、 元の数列の条件 は となる。逆に、この範囲の について上の一般項は元の数列の条件と面積条件を満たす。 では であり、数列は に収束する。 では公比が だから、数列は に収束する。 よって、数列が収束する の範囲は
(4) (2)(3)より、 である。 許される範囲 では公比は正である。 のとき なので部分和は となり、無限級数は発散する。 のとき は を満たし、 したがって、収束する範囲とそのときの和は
交点・曲線の上下関係を三角関数で求め、積分で面積を計算する。面積比条件から数列を等比数列と定め、数列と級数の収束を調べる。
この問題で使う考え方
- 三角関数の倍角公式
- 定積分による面積
- 等比数列
- 無限等比級数
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