昭和大学/2019年度/Ⅰ期
昭和大学 2019年 数学 第1問解答・解説
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1問題
数学(その1) 1 次の各問いに答えよ。ただし、答えは結果のみを解答欄に記入せよ。 複素数平面上の点 を考える。また を極形式で表した場合の絶対値を 、偏角を とし、 を である定数とする。原点 を中心とし、点 を正の向きに角 (ラジアン)回転させた点と を結ぶ線分を1:2に内分する点を とする。次に を中心とし、点 を正の向きに角 回転させた点と を結ぶ線分を1:2に内分する点を とする。以下同様にし、点 を定める。このとき、次の問いに答えよ。
(1) を および を用いて表せ。
(2) ( は実数)となるような正の整数 があるとき、 を求めよ。
(3) の実部を 座標、虚部を 座標とした 平面上の点を とする。 の面積を とするとき、無限級数 の和を を用いて表せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
記載順による内分比を位置関係から確定し、複素数の回転、二辺と夾角の面積公式、無限等比級数を用いた。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) (2) を既約に表せるなら (3)
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) を正の向きに角回転させた点をとすると、対応する複素数はである。問題文は「回転させた点とを結ぶ線分をに内分」とこの順に指定している。したがってであり、はからへ線分のだけ進んだ点、すなわちからへ進んだ点である。よって を用いて帰納的に を得る。
(2) とおくとである。は偏角を定めていることから従い、なので。したがって 実数が存在する条件は、すなわちがの整数倍になることである。を既約正分数で表せるなら、条件を満たす正整数は。無理数ならそのような正整数は存在しない。
(3) とおくとである。三角形のから出る二辺の長さはと。二辺のなす角はで、その正弦はである。高校数学の面積公式より さらに複素数の絶対値または余弦定理により ゆえに 公比の無限等比級数を足して
この問題で使う考え方
- 三角比による面積
- 余弦定理
- 一般角と弧度法
- 等比数列の一般項と和
- 無限等比級数
- 複素数平面
- 複素数の極形式
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