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昭和大学/2019年度/Ⅰ期

昭和大学 2019年 数学 第3問解答・解説

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1問題

昭和大学2019年度第3問

数学(その2) 3 次の各問いに答えよ。ただし、答えは結果のみを解答欄に記入せよ。

(1) 3x+7y=20193x+7y=2019 を満たす自然数 x,yx,y の組 (x,y)(x,y) は全部で何個あるか求めよ。

(2) 2つの3次関数 f(x)=x3+3x2−1とg(x)=x3+ax2+bx+cf(x)=x^{3}+3x^{2}-1 \quad\text{と}\quad g(x)=x^{3}+ax^{2}+bx+c がある。方程式 f(x)=0f(x)=0 の解を α,β,γ\alpha,\beta,\gamma とするとき、方程式 g(x)=0g(x)=0 の解は α2,β2,γ2\alpha^{2},\beta^{2},\gamma^{2} である。a,b,ca,b,c の値をそれぞれ求めよ。

(3) 1つのサイコロを投げることをくり返し、出た目の和が5以上になったら終わることにする。

(3-1) 1回投げて終わる確率を求めよ。

(3-2) 2回投げて終わる確率を求めよ。

(3-3) 終わるまでに投げる回数の期待値(平均値)を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 96;96;\qquad (2) a=−9, b=6, c=−1;a=-9,\space{}b=6,\space{}c=-1;\qquad (3-1) 13;\displaystyle \frac13;\quad (3-2) 12;\displaystyle \frac12;\quad (3-3) E[N]=24011296.\displaystyle \mathbb E[N]=\frac{2401}{1296}.

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 3x+7y=20193x+7y=2019を3で割った余りを考えると、y≡0(mod3)y\equiv0\pmod3。よってy=3ky=3kと置くと x=673−7k.x=673-7k. x,yx,yは正の自然数なのでk≧1k\ge1かつ673−7k≧1673-7k\ge1、従って1≦k≦961\le k\le96。各kkに対しxxは一意に決まり、組は96組。

(2) f(x)=0f(x)=0の根をα,β,γ\alpha,\beta,\gammaとする。解と係数の関係から α+β+γ=−3,αβ+βγ+γα=0,αβγ=1.\alpha+\beta+\gamma=-3,\qquad \alpha\beta+\beta\gamma+\gamma\alpha=0,\qquad \alpha\beta\gamma=1. ggの根はα2,β2,γ2\alpha^2,\beta^2,\gamma^2なので、その和と二つずつの積の和は α2+β2+γ2=(α+β+γ)2−2(αβ+βγ+γα)=9,\alpha^2+\beta^2+\gamma^2 =(\alpha+\beta+\gamma)^2-2(\alpha\beta+\beta\gamma+\gamma\alpha)=9, α2β2+β2γ2+γ2α2=(αβ+βγ+γα)2−2αβγ(α+β+γ)=6.\alpha^2\beta^2+\beta^2\gamma^2+\gamma^2\alpha^2 =(\alpha\beta+\beta\gamma+\gamma\alpha)^2 -2\alpha\beta\gamma(\alpha+\beta+\gamma)=6. また積は(αβγ)2=1(\alpha\beta\gamma)^2=1。従って g(x)=x3−9x2+6x−1g(x)=x^3-9x^2+6x-1 であり、a=−9, b=6, c=−1a=-9,\ b=6,\ c=-1。

(3-1) 1回目の出目が5または6なら終了するため、確率は2/6=1/32/6=1/3。

(3-2) ちょうど2回で終了するには、1回目がk=1,2,3,4k=1,2,3,4で、2回目がそれぞれ5−k5-k以上である。該当する2回目の出目数は順に3,4,5,63,4,5,6、合計18通り。36通りの順序つき出目対は同様に確からしいので確率は18/36=1/218/36=1/2。

(3-3) 終了までの回数をNNとする。1≦N≦51\le N\le5 である。pj=Pr⁡(N=j) (j=1,…,5)p_j=\Pr(N=j)\ (j=1,\ldots,5) とおくと、期待値の定義と有限個の項の並べ替えにより E[N]=p1+2p2+3p3+4p4+5p5=(p1+p2+p3+p4+p5)+(p2+p3+p4+p5)+(p3+p4+p5)+(p4+p5)+p5=∑k=04Pr⁡(N>k).\displaystyle \begin{aligned} \mathbb E[N]&=p_1+2p_2+3p_3+4p_4+5p_5\\ &=(p_1+p_2+p_3+p_4+p_5)+(p_2+p_3+p_4+p_5)\\ &\quad +(p_3+p_4+p_5)+(p_4+p_5)+p_5\\ &=\sum\limits _{k=0}^{4}\Pr(N>k). \end{aligned} k=0k=0では確率1。k=1k=1では1回目の和が4以下である確率4/6=2/34/6=2/3。k=2k=2では2回の和が4以下となる6通りより6/36=1/66/36=1/6。k=3k=3では和が3または4となる4通りより4/216=1/544/216=1/54。k=4k=4では4回すべて1のときだけ和が4以下なので1/12961/1296。5回投げれば和は必ず5以上であるから、以後の項は0。従って E[N]=1+23+16+154+11296=24011296.\displaystyle \mathbb E[N]=1+\frac23+\frac16+\frac1{54}+\frac1{1296} =\frac{2401}{1296}.

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