a,b,c はそれぞれ二次方程式の係数なので順序を区別して数える。
(1) 判別式を Δ=b2−4ac とする。係数は整数だから、二次方程式が有理数解をもつことと Δ=d2 となる整数 d≧0 があることは同値である。従って ac=(b2−d2)/4 を調べればよい。1≦a,b,c≦7 と相異条件を満たす順序つきの (a,c) の個数を、固定した b ごとに数えると b1234567ac の候補(その積を与える有効な順序つき (a,c) の個数)なし (0)1 (0)2 (2)3 (2), 4 (0)4 (2), 6 (4)5 (2), 8 (2), 9 (0)6 (4), 10 (2), 12 (4) となる。例えば b=7,ac=12 では (a,c)=(2,6),(6,2),(3,4),(4,3) の4通りである。各行の個数の和は 0,0,2,2,6,4,10 なので、総数は 0+0+2+2+6+4+10=24.
(2) 係数は正なので、整数解は負である。整数解を −k(k≧1)とすると ak2−bk+c=0,c=k(b−ak). 従って k∣c、また ak<b≦7 より 1≦k≦6。k=1 では b=a+c≦7 で、a,c は異なる正整数である。和 a+c=3,4,5,6,7 ごとの順序つき対の個数は 2,2,4,4,6 だから18組となる。k=2,3,4,5,6 で条件を満たす組を式 c=k(b−ak) から列挙すると k123456(a,b,c)b=a+c, a=c, a+c≦7(1,3,2),(1,5,6),(2,6,4),(2,7,6),(3,7,2)(1,4,3),(1,5,6),(2,7,3)(1,5,4)(1,6,5)(1,7,6)個数1853111 であり、根の出現回数は合計 18+5+3+1+1+1=29 である。
異なる二つの整数根 −k,−ℓ(k<ℓ)をもつとき、Vietaの関係から b=a(k+ℓ), c=akℓ。係数が1以上7以下であることを満たす重複組は (1,3,2),(1,4,3),(1,5,4),(1,6,5),(1,7,6),(1,5,6),(2,6,4) の7組である(a=1 では (k,ℓ)=(1,2),(1,3),(1,4),(1,5),(1,6),(2,3)、a=2 では (1,2)、a≧3 は b≧9 となる)。二次方程式は高々二つの根をもつから、この重複を一度ずつ除けばよく、求める個数は 29−7=22 組である。