問題1
・ 底面の円の中心を原点とし,円柱の軸を z 軸にとる。高さ z(0≦z≦15)で,中心から距離が 15 以下となる断面の半径は 225−z2 である。ただし円柱の半径は 12 なので,断面積は 0≦z≦9 では 144π,9≦z≦15 では (225−z2)π となる。したがって V=π∫09144dz+π∫915(225−z2)dz=π(1296+[225z−3z3]915)=π(1296+468)=1764π. よって解答欄は 1764 である。
・ 商の微分法より f′(x)=(ex+e−x)2(ex+e−x)2−(ex−e−x)2=(ex+e−x)24. x=log2 では ex=2, e−x=21 だから f′(log2)=(2+21)24=2516.
・ 有限な極限をもつには,分母が 0 に近づくとき分子も 0 に近づく必要がある。よって 5a−4−9=0,5a−4=81 であり,a=17 である。このとき x=5 の近くで根号内は正であり,有理化すると x−517x−4−9=(x−5)(17x−4+9)17x−4−81=17x−4+917⟶1817.
・ 分子分母に 1−i を掛けると 1+i1+(2−1)i=22+(22−1)i. 実部は正,虚部は負であり,偏角は −8π(傾きが 1−2=tan(−8π))である。したがってこの複素数の n 乗が実数となる条件は −8nπ が π の整数倍となること,すなわち 8∣n である。最小の正の整数は 8 であり,解答欄は右詰めで 08 とする。
・ 2018≡8(mod30) であり,81,82,83,84 の 30 で割った余りは順に 8,4,2,16 であり,85≡8(mod30) だから,以後周期 4 で繰り返す。2018≡2(mod4) より 20182018≡82018≡82≡4(mod30). したがって余りは 04 である。
・ AB=AC=s とおき,A=(0,0),B=(s,0),C=(−2s,23s) とする。BD:DC=1:4 より D=54B+C=(107s,103s) なので AD2=10049s2+3s2=2513s2. 一辺 AD の正三角形の面積は 43AD2,また △ABC の面積は 21s2sin120∘=43s2 である。よって面積比は 43s243⋅2513s2=2513.
・ 座標による平行四辺形の面積公式から、面積は ∣14n−35m∣=7∣2n−5m∣ である。非共線条件からこれは 0 でない整数の 7 倍なので 7 以上である。P=(1,3) とすれば 2n−5m=1 となり非共線で面積は 7。したがって最小値は 7(解答欄は 07)。
・ F(x)=x+1230x−32 とおく。2<x<16 なら F(x)−2=x+1228(x−2)>0,F(x)−16=x+1214(x−16)<0. a1=9 なので,帰納的に 2<an<16 がすべての n で成り立つ。さらに an+1−2an+1−16=21an−2an−16. 初項では a1−2a1−16=−1 だから, an−2an−16=−2n−11,an=2n−1+116⋅2n−1+2. ゆえに n→∞liman=16 である。
・ a,b,c は正整数なので 2+3+5c≦40,したがって 1≦c≦7。各 c に対して 2a=40−5c−3b>0 となるには 1≦b≦⌊338−5c⌋ であり,右辺が偶数となる条件は b≡c(mod2) である。各 b から正整数 a は一意に定まる。よって c条件を満たす b の個数16243443526171 となり,合計は 6+4+4+3+2+1+1=21 個である。
・ 定数項を加減しても共分散は変わらず,一方の変数を定数倍すると共分散もその定数倍になる。したがって Cov(10A−5,11B−7)=10⋅11Cov(A,B)=110⋅2.7=297.
(1) 1764, (2) 2516, (3) a=17, 1817, (4) 08, (5) 04, (6) 2513, (7) 07, (8) 16, (9) 21, (10) 297