(1) まず、x−y=0 と x+y−2=0 の交点は (1,1)、x−y=0 と 3x−y−6=0 の交点は (3,3)、x+y−2=0 と 3x−y−6=0 の交点は (2,0) である。これらをそれぞれ A,B,C とする。辺の長さは BC=10,CA=2,AB=22 である。内心 I から3辺への距離は等しいので、三角形 IBC, ICA, IAB の面積比は辺長の比 BC:CA:AB に等しい。したがって内心の重心座標は対辺の長さに比例し、座標は I=10+3210A+2B+22C=(5+35+7,1)=(4−5,1) となる。
(2) 二項係数は (720)=77520=24⋅3⋅5⋅17⋅19(24⋅3⋅5⋅17⋅19=77520). 20! に含まれる 2,3,5,7,11,13,17,19 の指数は、それぞれ 10+5+2+1=18,6+2=8,4,2,1,1,1,1 である(一般に p の指数は ⌊20/p⌋+⌊20/p2⌋+⋯)。よって 21036517220!=28⋅32⋅53⋅11⋅13⋅17⋅19. 両者の最大公約数は共通する素因数の指数の小さい方を取るので 24⋅3⋅5⋅17⋅19 である。
(3) 回転の中心を z_0 とすると w−z0=eiπ/6(z−z0),z0=1−eiπ/6w−eiπ/6z. 恒等式 eiA−eiB=2isin2A−Bei(A+B)/2 を使うと、z=e13πi/12, w=e17πi/12 より w−eiπ/6z1−eiπ/6=e17πi/12−e15πi/12=2sin12πe11πi/6,=2sin12πe−5πi/12. ゆえに z0=eiπ/4=22+22i である。
(4) t=tanx,s=tanh とおく。加法定理から tan(x+h)=1−tst+s,tan(x−h)=1+tst−s であり、通分すると tan(x+h)+tan(x−h)−2tanx=1−t2s22t(1+t2)s2. したがって h→0limtanh/h=1 を用いて f(x)=2tanx(1+tan2x). x=π/6 では tanx=1/3 だから f(6π)=338=983.
(5) 位置ベクトルをそれぞれ a,b,c,p とすると、条件は 2(p−a)+3(p−b)+4(p−c)=0 すなわち p=92a+3b+4c=92a+97(73b+4c) となる。よって d=73b+4c は BC 上にあり、BD:DC=4:3 である。また p=92a+7d より、P は線分 AD を AP:PD=7:2 に内分する。したがって CDBD=34,PDAP=27.