昭和大学 2018年度 医学部 I期 数学 問4 答え (1) 21, (2) 233, (3) 5183.
・ (n+kn)2=(n+k)2n=n1(1+k/n)21. f(x)=1/(1+x)2 は 0≦x≦1 の範囲で連続なので、与えられた和の極限は区分求積法で求められる。従って n→∞limk=1∑nn1f(k/n)=∫01(1+x)2dx=[−1+x1]01=21.
・ 双曲線上の接点を (a,b) とする。条件は a2−b2=1 であり、接線は ax−by=1 である。これが P=(0,t) を通る条件は −bt=1。t=0 より b=−t1,a=±1+t21=±∣t∣t2+1. 従って接点 A,B の水平な距離は AB=2t2+1/∣t∣。 直線 AB は y=−1/t なので、P から AB までの高さは t+t1=∣t∣t2+1. よって S(t)=21⋅∣t∣2t2+1⋅∣t∣t2+1=t2(t2+1)3/2. u=t2>0 とおくと S=(u+1)3/2/u であり、 dudS=2u2u+1(u−2). 従って 0<u<2 で減少、u>2 で増加する。また u→0+ および u→∞ で S→∞。ゆえに u=2 が全体で最小値をとる点で、 Smin=2(2+1)3/2=233.
・ 0≦t≦π/3 では sin2t≧0 だから x′(t)=−6sin2t≦0。また y=2sin3t≧0 で、両端では y=0。 従って x は 3 から −3/2 まで単調に動き、囲まれた面積は ∫0π/3y(t)(−x′(t))dt=12∫0π/3sin3tsin2tdt. 積和公式 sin3tsin2t=(cost−cos5t)/2 を使うと 6∫0π/3(cost−cos5t)dt=6[sint−51sin5t]0π/3=5183.
検算 (2)は t=±2 で面積 33/2。導関数の符号は u−2 の符号と同じで、両端側 u→0+ および u→∞ では面積が発散するのでこの値が全体の最小値。 (3)の端点は (3,0),(−3/2,0)、曲線は区間内で x 軸の上側にあり、x は単調減少するため積分した面積の符号・範囲は正しい。