昭和大学 2018年度 医学部 I期 数学 問3 答え (1) 24, (2) 324, (3) 63, (4) 19, (5-1) 455102, (5-2) 91265.
・ 2018≡18(mod100) なので、20182018≡182018(mod100)。 剰余を順に計算すると 182≡24,183≡32,184≡76,185≡68,186≡24(mod100). よって指数が2から始まる4周期であり、2018−2=2016 は4の倍数だから 182018≡182≡24(mod100)。下2桁は24.
・ (3x3+1/x)9 の一般項で、3x3 を k 回選ぶと 1/x は 9−k 回選ばれる。 その項の x の指数は 3k−(9−k)=4k−9. これが −1 となるのは k=2 のときであり、求める係数は (29)32=36⋅9=324.
・ 対数の定義域より x>0, y>0。対数の性質を使うと log3(xy)=2 なので xy=9。相加相乗平均より 3x+y=3x+x9≧23x⋅x9=63. 等号成立条件は 3x=9/x、すなわち x=3。このとき y=9/x=33 で条件を満たすため、最小値は 63.
・ データを昇順に並べると 23,31,35,37,49,57,60,67,73,81,92. 個数は11なので中央値57を除いた下側5個と上側5個の中央値から Q1=35, Q3=73。したがって四分位偏差は 2Q3−Q1=273−35=19.
・ 全16個から4個を選ぶ方法は (416)=1820 通り。
・ 使う2色を先に選ぶ方法は (24)=6 通り。 指定した2色をどちらも少なくとも1個使って合計4個選ぶ方法は、 個数の分け方 (1,3),(2,2),(3,1) により (14)(34)+(24)(24)+(34)(14)=16+36+16=68. よって有利な取り出し方は 6⋅68=408 通りで、確率は 1820408=455102.
・ 各色 c について、その色が取り出されたとき1、されないとき0となる指示変数を Ic とする。 色 c が選ばれない方法は残り12個から4個を選ぶ (412) 通りなので E(Ic)=1−(416)(412)=1−1820495=364265. 取り出された色の種類数は4色の指示変数の和である。期待値の線形性より E(I青+I赤+I白+I黒)=4⋅364265=91265.
検算 (1) 182,183,184,185,186 の剰余は順に 24,32,76,68,24 となり指数の巡回を確認できる。 (2) k=2 の項の指数は 6−7=−1。 (3) 等号点は (x,y)=(3,33) で、積は9。 (4) Q3−Q1=38 の半分は19。 (5) 色数が1,2,3,4の選び方はそれぞれ 4,408,1152,256 通りで総数は1820。 この分布からの平均は (4+2⋅408+3⋅1152+4⋅256)/1820=265/91 と一致する。