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昭和大学/2018年度/Ⅰ期

昭和大学 2018年 数学 第3問解答・解説

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1問題

昭和大学2018年度第3問

次の各問いに答えよ。ただし、答えは結果のみを解答欄に記入せよ。

(1) 201820182018^{2018} の下2桁を求めよ。

(2) (3x3+1x)9\displaystyle \left(3x^{3}+\frac{1}{x}\right)^{9} の展開式における 1x\displaystyle \frac{1}{x} の係数を求めよ。

(3) log⁡3x+log⁡3y=2\log_{3}x+\log_{3}y=2 のとき、3x+y3x+y の最小値を求めよ。

(4) 次のデータの四分位偏差を求めよ。

49,81,67,23,57,31,73,92,37,35,6049,81,67,23,57,31,73,92,37,35,60

(5) 青、赤、白、黒の球がそれぞれ4個ずつ袋の中に入っている。この袋の中から4個の球を取り出すとき、次の問いに答えよ。

(5-1) ちょうど2種類の色の球が取り出される確率を求めよ。

(5-2) 取り出される球の色の種類の数の期待値(平均値)を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 24,24,\quad (2) 324,324,\quad (3) 63,6\sqrt3,\quad (4) 19,19,\quad (5-1) 102455,\displaystyle \frac{102}{455},\quad (5-2) 26591\displaystyle \frac{265}{91}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

昭和大学 2018年度 医学部 I期 数学 問3 答え  (1) 24,  (2) 324,  (3) 63\sqrt3,  (4) 19,  (5-1) 102455\displaystyle \frac{102}{455},  (5-2) 26591\displaystyle \frac{265}{91}.

・ 2018≡18(mod100)2018\equiv18\pmod{100} なので、20182018≡182018(mod100)2018^{2018}\equiv18^{2018}\pmod{100}。 剰余を順に計算すると 182≡24,183≡32,184≡76,185≡68,186≡24(mod100).18^2\equiv24,\quad18^3\equiv32,\quad18^4\equiv76,\quad 18^5\equiv68,\quad18^6\equiv24\pmod{100}. よって指数が2から始まる4周期であり、2018−2=20162018-2=2016 は4の倍数だから 182018≡182≡24(mod100)18^{2018}\equiv18^2\equiv24\pmod{100}。下2桁は24.

・ (3x3+1/x)9(3x^3+1/x)^9 の一般項で、3x33x^3 を kk 回選ぶと 1/x1/x は 9−k9-k 回選ばれる。 その項の xx の指数は 3k−(9−k)=4k−9.3k-(9-k)=4k-9. これが −1-1 となるのは k=2k=2 のときであり、求める係数は (92) 32=36⋅9=324.\displaystyle \binom92\,3^2=36\cdot9=324.

・ 対数の定義域より x>0, y>0x>0,\ y>0。対数の性質を使うと log⁡3(xy)=2\log_3(xy)=2 なので xy=9xy=9。相加相乗平均より 3x+y=3x+9x≧23x⋅9x=63.\displaystyle 3x+y=3x+\frac9x\geq2\sqrt{3x\cdot\frac9x}=6\sqrt3. 等号成立条件は 3x=9/x3x=9/x、すなわち x=3x=\sqrt3。このとき y=9/x=33y=9/x=3\sqrt3 で条件を満たすため、最小値は 636\sqrt3.

・ データを昇順に並べると 23,31,35,37,49,57,60,67,73,81,92.23,31,35,37,49,57,60,67,73,81,92. 個数は11なので中央値57を除いた下側5個と上側5個の中央値から Q1=35, Q3=73Q_1=35,\ Q_3=73。したがって四分位偏差は Q3−Q12=73−352=19.\displaystyle \frac{Q_3-Q_1}{2}=\frac{73-35}{2}=19.

・ 全16個から4個を選ぶ方法は (164)=1820\displaystyle \binom{16}{4}=1820 通り。

・ 使う2色を先に選ぶ方法は (42)=6\displaystyle \binom42=6 通り。 指定した2色をどちらも少なくとも1個使って合計4個選ぶ方法は、 個数の分け方 (1,3),(2,2),(3,1)(1,3),(2,2),(3,1) により (41)(43)+(42)(42)+(43)(41)=16+36+16=68.\displaystyle \binom41\binom43+\binom42\binom42+\binom43\binom41 =16+36+16=68. よって有利な取り出し方は 6⋅68=4086\cdot68=408 通りで、確率は 4081820=102455.\displaystyle \frac{408}{1820}=\frac{102}{455}.

・ 各色 cc について、その色が取り出されたとき1、されないとき0となる指示変数を IcI_c とする。 色 cc が選ばれない方法は残り12個から4個を選ぶ (124)\displaystyle \binom{12}{4} 通りなので E(Ic)=1−(124)(164)=1−4951820=265364.\displaystyle E(I_c)=1-\frac{\binom{12}{4}}{\binom{16}{4}} =1-\frac{495}{1820}=\frac{265}{364}. 取り出された色の種類数は4色の指示変数の和である。期待値の線形性より E(I青+I赤+I白+I黒)=4⋅265364=26591.\displaystyle E(I_{\text{青}}+I_{\text{赤}}+I_{\text{白}}+I_{\text{黒}}) =4\cdot\frac{265}{364}=\frac{265}{91}.

検算  (1) 182,183,184,185,18618^2,18^3,18^4,18^5,18^6 の剰余は順に 24,32,76,68,2424,32,76,68,24 となり指数の巡回を確認できる。 (2) k=2k=2 の項の指数は 6−7=−16-7=-1。 (3) 等号点は (x,y)=(3,33)(x,y)=(\sqrt3,3\sqrt3) で、積は9。 (4) Q3−Q1=38Q_3-Q_1=38 の半分は19。 (5) 色数が1,2,3,4の選び方はそれぞれ 4,408,1152,2564,408,1152,256 通りで総数は1820。 この分布からの平均は (4+2⋅408+3⋅1152+4⋅256)/1820=265/91(4+2\cdot408+3\cdot1152+4\cdot256)/1820=265/91 と一致する。

この問題で使う考え方

  • 約数・倍数
  • 二項定理
  • 対数とその性質
  • 等式・不等式の証明
  • 四分位数と箱ひげ図
  • 組合せ
  • 和の法則
  • 積の法則

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