藤田医科大学/2018年度/前期
藤田医科大学 2018年 数学 第2問解答・解説
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1問題
とおく。次の問いに答えよ。
(1) を の3次式で表せ。
(2) 任意の正の整数 に対し, は の 次式で表されることを証明せよ。
(3) は無理数であることを証明せよ。ただし,素数の平方根が無理数となることを証明なしに用いてもよい。
問題2は記述式解答用紙に,記載されている指示に従って解答しなさい。得点欄および裏面には何も書いてはいけません。問題2の解答において,答えが分数となるときには既約分数とし,分母に根号を含むときには分母を有理化しなさい。また,根号の中に現れる自然数が最小となる形とし,根号をはずせる場合にははずしなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
は x の次数 n の多項式,
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
問題2
とし, とおく。加法定理から
・ 漸化式を用いて
・ はそれぞれ の定数多項式および1次多項式である。漸化式より帰納的に各 は整数係数多項式である。さらに について, の次数が ,最高次係数が であることを示す。 では より成り立ち, では である。 で と が次数 ,最高次係数 をもつとすると, の第1項は次数 ,最高次係数 であり,第2項の次数は なので最高次項を打ち消さない。よって は次数 の多項式である。帰納法により任意の正整数 について は の 次式で表される。
・ もし が有理数なら,整数係数多項式 も有理数である。しかし は,素数 の平方根が無理数であることから無理数である。矛盾する。したがって は無理数である。
この問題で使う考え方
- 三角関数の加法定理
- 漸化式
- 数学的帰納法
- 対偶・背理法による証明
- 実数と無理数
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