日本大学/2010年度/2月8日
日本大学 2010年 数学 第1問解答・解説
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1問題
以下の設問(1)~(8)については、答えだけを解答欄に書きなさい。
(1) つぎの式を簡単にしなさい。
(2) 2次不等式 を解きなさい。
(3) かつ(ただし、)が成り立つとき、の値を小数第2位まで書きなさい。ただし、とする。
(4) 白玉が4個、赤玉が6個入っている袋から玉を1個取り出し、色を調べてからもとに戻すことを5回続けて行うとき、3回目に白玉が出て、かつ、全部で少なくとも2回白玉が出る確率を求めなさい。
(5) 関数(ただし、)の逆関数をとするとき、つぎの極限値を求めなさい。
(6) つぎの定積分を求めなさい。
(7) とする。平面ベクトルはを満たしながら動くとする。このときの最大値を求めなさい。
(8) 点から楕円に引ける接線のうち、傾きが大きいほうの接線の方程式を求めなさい。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
各小問を代数・確率・極限・積分・ベクトル・座標幾何に分け、条件を場合分けして計算した。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) より、である。とおくと、 また、 したがって、与式は
(2) ではだから、条件を満たす範囲はである。ではだから、条件を満たす範囲はである。両方を合わせて
(3) の両辺の常用対数をとると、である。よって、ただしである。なので、にを掛けてとできる。を代入し、であることを用いると したがって小数第2位までではである。
(4) 1回の抽出で白玉が出る確率は、赤玉が出る確率はである。3回目が白玉である確率に、残り4回で少なくとも1回白玉が出る確率を掛ければよい。よって
(5) である。が0に十分近ければ分母の各引数は正であり、 したがって極限値はである。
(6) である。積分区間ではで符号が変わり、前半で正、後半で負となる。よって
(7) よりと表す。はである。を、で定めると、はにとれる。またなので、である。ここで、かつであるから、内積の最小値はであり、これはで得られる。したがって 等号はで成立する。求める最大値はである。
(8) 接線の傾きをとすると、その直線は、すなわちである。これを楕円の式に代入すると となる。接する条件はこの二次方程式の判別式が0となることである。判別式を4で割ると よって傾きはであり、大きいほうはである。したがって接線は
この問題で使う考え方
- 実数と無理数
- 二次不等式とグラフ
- 対数とその性質
- 常用対数
- 独立な試行
- 余事象
- 合成関数と逆関数
- 関数の極限
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