順天堂大学/2012年度
順天堂大学 2012年 数学 第II問解答・解説
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1問題
に適する解答をマークせよ。
座標平面において,直線の方程式 について考える。この直線上に始点と終点を持つすべてのベクトルはベクトル と直交する。原点 を始点としてこの直線上に終点を持つベクトルを とおくと, となる。ここで点 , とおく。 を始点とし,終点をこの直線上に持つベクトルで長さが1番短いベクトルを考える。このとき,その終点の位置ベクトルは という形をしているので, と求まる。したがって,点 とこの直線との距離は である。
次に,座標空間において ,, とおく。ここで,任意の実数 で, で表されるベクトルの終点の全体は,原点を通る直線を表す。また, は,点 を通る直線を表す。この2つの直線から1点ずつを取り,その2点を結んだ線分を考える。そのような線分の長さの最小値をこの2直線の距離と呼ぶことにしよう。ここで, と に直交するようなベクトル を取る。すると, となる。したがって,この2直線の距離は となる。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
直線への垂線を平面ベクトルの内積で求め、空間では二方向に直交するベクトルへの射影で距離の下界を作り、具体的な線上の2点で達成されることを確かめた。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- 平面: 空間:
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
直線 上の方向ベクトル は、直線上の2点の差として得られる。 がこれらすべてと直交するので 、従って 。原点から直線上への位置ベクトル は を満たすから 。
点 から直線への最短ベクトルは直線に垂直であり、したがって に平行である。終点は なので、これを直線の式に代入して よって距離は 。
とおき、 を使うと より 。したがって , , 。
2直線上の点 , の差を とすると、。よって 。実際、 とすると となり等号が成り立つ。従って最短距離は 。
この問題で使う考え方
- 直線の方程式
- 座標による距離
- ベクトルの内積
- ベクトルによる図形の考察
- 空間座標と空間ベクトル
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