本文へ進む
メニュー
医学部数学 過去問DB問題を探す

岡山大学/2015年度/前期

岡山大学 2015年 数学 第2問解答・解説

このページには広告が含まれます。

1問題

岡山大学2015年度第2問

座標空間内に3点 A(1,0,0)A(1,0,0)、B(0,1,0)B(0,1,0)、C(0,0,1)C(0,0,1) をとり、2つのベクトル AP→\overrightarrow{\mathrm{AP}} と BP→+CP→\overrightarrow{\mathrm{BP}}+\overrightarrow{\mathrm{CP}} の内積が0になるような点 P(x,y,z)P(x,y,z) の集合を SS とする。3点 A,B,CA,B,C を通る平面を α\alpha とするとき、次の問いに答えよ。

(1) 集合 SS は球面であることを示し、その中心 QQ の座標と半径 rr の値を求めよ。

(2) 原点 OO から最も遠い距離にある SS 上の点の座標を求めよ。

(3) (1)で求めた点 QQ は、平面 α\alpha 上にあることを示せ。

(4) (1)で求めた点 QQ を通って平面 α\alpha に垂直な直線を ℓ\ell とする。球面 SS と直線 ℓ\ell のすべての共有点について、その座標を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

内積条件を座標式に直して平方完成し、得られた球の中心・半径と距離の性質を用いて各小問を解く。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) Q(12,14,14),r=64;\displaystyle (1)\space{}Q\left(\frac12,\frac14,\frac14\right),\quad r=\frac{\sqrt6}{4};
    (2) P(1,12,12);\displaystyle (2)\space{}P\left(1,\frac12,\frac12\right);
    (3) Q∈α;(3)\space{}Q\in\alpha;
    (4) (12+24,14+24,14+24),(12−24,14−24,14−24)\displaystyle (4)\space{}\left(\frac12+\frac{\sqrt2}{4},\frac14+\frac{\sqrt2}{4},\frac14+\frac{\sqrt2}{4}\right),\quad \left(\frac12-\frac{\sqrt2}{4},\frac14-\frac{\sqrt2}{4},\frac14-\frac{\sqrt2}{4}\right)。

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)  AP→=(x−1,y,z),BP→+CP→=(2x,2y−1,2z−1)\overrightarrow{AP}=(x-1,y,z),\quad \overrightarrow{BP}+\overrightarrow{CP}=(2x,2y-1,2z-1) とおける。よって条件は 2x(x−1)+y(2y−1)+z(2z−1)=02x(x-1)+y(2y-1)+z(2z-1)=0 であり、整理して平方完成すると x2+y2+z2−x−12y−12z=0であるための必要十分条件は(x−12)2+(y−14)2+(z−14)2=38.\displaystyle x^2+y^2+z^2-x-\frac12y-\frac12z=0 \quad\text{であるための必要十分条件は}\quad \left(x-\frac12\right)^2+\left(y-\frac14\right)^2+\left(z-\frac14\right)^2=\frac38. したがって、SS は中心 Q(12,14,14)\displaystyle Q\left(\frac12,\frac14,\frac14\right)、半径 r=38=64\displaystyle r=\sqrt{\frac38}=\frac{\sqrt6}{4} の球面である。

(2)  OQ→=(12,14,14)\displaystyle \overrightarrow{OQ}=\left(\frac12,\frac14,\frac14\right) より、∣OQ∣=14+116+116=64=r\displaystyle |OQ|=\sqrt{\frac14+\frac1{16}+\frac1{16}}=\frac{\sqrt6}{4}=r である。球面 SS 上の任意の点 PP について三角不等式から ∣OP∣≦∣OQ∣+∣QP∣=r+r=2r.|OP|\le |OQ|+|QP|=r+r=2r. P=2Q=(1,12,12)\displaystyle P=2Q=\left(1,\frac12,\frac12\right) とすると、QP→=OQ→\overrightarrow{QP}=\overrightarrow{OQ} だから ∣QP∣=r|QP|=r であり、上の等号が成り立つ。よって求める点は (1,12,12)\displaystyle \left(1,\frac12,\frac12\right) である。

(3)  A,B,CA,B,C を通る平面 α\alpha の方程式は x+y+z=1x+y+z=1 である。QQ の座標は 12+14+14=1\displaystyle \frac12+\frac14+\frac14=1 を満たすから、QQ は α\alpha 上にある。

(4)  α\alpha の法線ベクトルは (1,1,1)(1,1,1) なので、直線 ℓ\ell は (x,y,z)=(12,14,14)+t(1,1,1)\displaystyle (x,y,z)=\left(\frac12,\frac14,\frac14\right)+t(1,1,1) と表せる。この直線上の点と QQ との距離の二乗は 3t23t^2 である。球面 SS 上にある条件は 3t2=r2=38\displaystyle 3t^2=r^2=\frac38、すなわち t=±24\displaystyle t=\pm\frac{\sqrt2}{4} である。したがって共有点は (12+24,14+24,14+24),(12−24,14−24,14−24)\displaystyle \left(\frac12+\frac{\sqrt2}{4},\frac14+\frac{\sqrt2}{4},\frac14+\frac{\sqrt2}{4}\right),\quad \left(\frac12-\frac{\sqrt2}{4},\frac14-\frac{\sqrt2}{4},\frac14-\frac{\sqrt2}{4}\right) である。

この問題で使う考え方

  • 位置ベクトル
  • ベクトルの成分表示
  • ベクトルの内積
  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察
  • 座標による距離
  • 直線の方程式

PR

数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」

数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。

「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉

東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」

トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。

トウコベ公式サイト

似た問題を、ほかの大学で

答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。