京都府立医科大学/2020年度/前期
京都府立医科大学 2020年 数学 第4問解答・解説
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1問題
実数全体で定義された関数 は微分可能で を満たし,その導関数 は連続かつ単調に減少しているとする。
(1) を自然数とし, は を満たす整数とする。 のとき,以下の不等式(a),(b)が成り立つことを証明せよ。
(a)
(b)
(2) とおく。このとき であることを証明せよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
導関数の単調減少性から各小区間での積分を端点値ではさみ、左右の端点和の差を中間項の相殺で評価してはさみうちする。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) とおく。 であり、 は単調に減少するから、 に対して である。 は連続なので、微積分の基本関係より となる。これを積分すると したがって すなわち求める (a), (b) が成り立つ。
(2) とおく。(1) を の範囲で積分し、 を用いると これを について加える。区間の幅はすべて なので、中央の和は であり、両辺に を掛けて を得る。
は単調減少するので、各区間で である。これを積分して加えると また、和の差では中間の項が相殺され よって と はともに に収束する。微積分の基本関係と から である。したがって、 と はともに に収束する。上のはさみうちより
この問題で使う考え方
- 導関数と増減
- 定積分
- 不定積分・定積分の性質
- 数列の極限
- 総和記号と数列の和
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