4点の位置ベクトルを用いて順に求める。
(1) 平面OBCの法線ベクトルをn=(p,q,r)とする。n⋅OB=0、n⋅OC=0より3p+r=0、p+2q+r=0である。p=1とおけばq=1,r=−3となるから、法線ベクトルとしてn=(1,1,−3)をとれる。平面OBCは原点を通るので、その方程式はx+y−3z=0である。垂線AHはこの法線方向に平行であるから、H=A+tn=(2+t,1+t,4−3t)とおける。Hが平面上にある条件を用いると(2+t)+(1+t)−3(4−3t)=0、すなわち11t−9=0よりt=119である。したがってH=(1131,1120,1117)となる。実際、Hはx+y−3z=0を満たし、AH=119(1,1,−3)は平面OBCの法線方向なので、求める垂線の足である。
(2) OB=(3,0,1)、OC=(1,2,1)より∣OB∣=10、∣OC∣=6、OB⋅OC=4である。OCのOB方向への正射影の長さは104である。よって、Cから直線OBまでの距離の二乗は6−(104)2=522であり、この距離は522である。したがって△OBCの面積は2110522=11である。
AHの長さは119(1,1,−3)=11911=119である。これを底面OBCに対する高さとすると、四面体の体積は31⋅11⋅119=3となる。
(3) 球の中心をS(a,b,c)、半径をR>0とする。空間座標の距離式より、球面上の点P(x,y,z)は(x−a)2+(y−b)2+(z−c)2=R2を満たす。O(0,0,0)も球面上にあるのでR2=a2+b2+c2である。左辺を展開し、u=−2a, v=−2b, w=−2cとおくと、球面の式はx2+y2+z2+ux+vy+wz=0となる。B、C、Aを代入して、10+3u+w=0,6+u+2v+w=0,21+2u+v+4w=0を得る。第1式からw=−10−3u、第2式からv=u+2であり、これらを第3式に代入すると−9u−17=0となる。よってu=−917,v=91,w=−313である。求める方程式はx2+y2+z2−917x+91y−313z=0である。
代入して確かめると、Bでは10−317−313=0、Cでは6−917+92−313=0、Aでは21−934+91−352=0となり、Oでは定数項が0なので、4点すべてを通る。また、中心はS(1817,−181,613)であり、R2=3241811>0なので、得られた式は実際に球面を表す。係数を決める連立方程式の解が一意であるため、この球面は一意である。