名古屋市立大学/2026年度/前期
名古屋市立大学 2026年 数学 第2問解答・解説
このページには広告が含まれます。
1問題
6色の異なる色を用いて、正六面体の面を塗り分ける方法について考える。ただし、辺をはさんで隣り合う面どうしは異なる色を用いることとし、正六面体を回転させて一致する塗り分け方どうしは区別しないこととする。以下の問いに答えよ。
(1) 6色すべての色を用いて塗り分ける方法は何通りあるか。
(2) 6色のうち何色かを用いて塗り分ける方法は何通りあるか。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
対向面の3組を基準に、単色にする組数で場合分けする。完全に異なる色を使う場合は回転数で割り、他の場合は色の選び方と回転で同一視される面配置を数える。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 30通り(2) 230通り
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
正六面体の面を、互いに反対側にある2面ずつ、3組に分ける。異なる組に属する面どうしは必ず辺をはさんで隣り合うので、同じ色を使えるのは同じ対向面の組の中だけである。各組では、2面を同色にするか、異なる2色にするかのいずれかである。単色にする対向面の組を組とすると、使用色数は色となる。
(1) 6色すべてを使うには、3組すべてで2面を異なる色にしなければならない。6面に6色を割り当てた塗り方は通りである。正六面体の回転は、ある面の行き先を6通り、その面に隣り合う指定の面の行き先を4通りに選ぶと定まるため、全部で通りある。6面の色がすべて異なるので、塗り方を保つ回転は各面を固定し、したがって恒等回転だけである。よって回転で一致するものをまとめると、 通りである。
(2) に分ける。
の場合は(1)と同じで、通りである。
の場合、同色にする対向面の色を6通り、使わない色を残りから5通り選ぶ。残る4面には、残りの4色を1色ずつ塗る。回転で同じ対向面の組を所定の位置に置くと、その位置を保つ回転は周囲の4面を正方形の対称移動と同じ8通りに動かす。4面の色はすべて異なるので、この8通りはどの並べ方も異なる並べ方に移す。したがって、周囲の並べ方の同値類は 通りであり、この場合は 通りである。
の場合、同色にする2組の色を6色から選ぶ方法は通りである。残る1組の対向面は異なる2色で塗るので、その色の組は残り4色から通りに選ぶ。回転により3組の位置を入れ替えられ、異色にした対向面の2色の向きも入れ替えられるため、これらの色の選び方ごとに同値類は1つである。よって 通りである。
の場合は3組すべてを同色にする。使う3色を6色から選ぶと通りである。回転で3組の位置を任意に入れ替えられるので、同じ3色の選び方から生じる塗り方はすべて一致する。したがって 通りである。
以上を合計すると、 通りである。
この問題で使う考え方
- 空間図形の性質
- 和の法則
- 積の法則
- 順列
- 組合せ
PR
数学を1対1で教わるオンライン塾「数強塾」
数強塾は、中学生・高校生のための数学専門のオンライン個別指導塾です。プロ講師がマンツーマンで教え、大学受験の数学にも対応しています。入塾の前に、今の学習状況と目標を確かめる診断授業(体験・3,000円、税込)を受けられます。
「数強塾」オンライン数学克服塾〈プロ講師〉東大生と1対1で学べるオンライン個別指導「トウコベ」
トウコベは、東大生を中心に難関大学の学生が講師を務める、完全マンツーマンのオンライン個別指導です。はじめに、オンラインの説明会・勉強相談(無料)をWebで予約でき、その後にお試し授業を受けられます。
トウコベ公式サイト似た問題を、ほかの大学で
答えや解説の誤りに気づいたら、お問い合わせから教えてください。
