0≦x≦π とする。
(i) k=2 のとき f(x)=exsin9x である。ex>0 より共有点の x 座標は sin9x=sinxすなわち2cos5xsin4x=0 を満たす。sin4x=0 から x=0, 4π, 2π, 43π, π, cos5x=0 から x=10π, 103π, 2π, 107π, 109π を得る。共通する π/2 を重複なく並べると x=0, 10π, 4π, 103π, 2π, 107π, 43π, 109π, π.
(ii) k=−1 では f(x)=−exsin3x だから g(x)−f(x)=ex(sinx+sin3x)=2exsin2xcosx=4exsinxcos2x≧0(0≦x≦π). 従って求める面積は ∫0π(g(x)−f(x))dx=∫0πex(sinx+sin3x)dx=[ex(2sinx−cosx+10sin3x−3cos3x)]0π=54(eπ+1).
(iii) 任意の整数 k に対して、x=π/2 とおくと (4k+1)x=2kπ+2π, よって f(x)=g(x)=eπ/2 である。また f′(x)=ex{sin((4k+1)x)+(4k+1)cos((4k+1)x)},g′(x)=ex(sinx+cosx) なので f′(2π)=g′(2π)=eπ/2. 両曲線は共有点 (2π,eπ/2) で同じ接線をもち、その方程式は y−eπ/2=eπ/2(x−2π).
(i) は三角関数の和積公式で交点条件を因数分解する。(ii) は差の符号を区間全体で判定して定積分を計算する。(iii) は x=π/2 を選び、値と導関数が同じになることを示す。