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秋田大学/2013年度

秋田大学 2013年 数学 第3問解答・解説

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1問題

秋田大学2013年度第3問

空間内の点 P(1, -1, -2) を出発して, 3 点 Q, R, S で向きを変えてもとの点 P に戻る折れ線 PQRSP を, PQ→=(−2,4,5)\overrightarrow{PQ} = (-2, 4, 5), QR→=(2,1,1)\overrightarrow{QR} = (2, 1, 1), RS→=(−3,−4,−2)\overrightarrow{RS} = (-3, -4, -2) となるように定める。このとき, 次の問いに答えよ。

(i) 点Q、R、Sの座標をそれぞれ求めよ。

(ii) 平面上の点 P′, Q′, R′, S′ を, それぞれ点 P, Q, R, S の x, y 座標を取り出して得られる点とする。例えば, 点 P′ の座標は (1, -1) となる。このとき, 平面上の線分 P′Q′ と線分 R′S′ の交点 M′ を求めよ。

(iii) 線分 PQ 上の点 M1M_{1} と線分 RS 上の点 M2M_{2} を, M1M_{1} の x, y 座標が M2M_{2} の x, y 座標とそれぞれ等しくなる点とする。2 点 M1M_{1} , M2M_{2} 間の距離を求めよ。

(iv) 空間内の点 X が, 点 Q を出発して点 P まで, Q → R → S → P の順に折れ線上を動く。点 X から直線 PQ 上に垂線を引き, その交点を H とする。点 H が PQ→\overrightarrow{PQ} と同じ向きに動いた距離の総和と, 逆の向きに動いた距離の総和を, それぞれ求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (i) Q=(−1,3,3), R=(1,4,4), S=(−2,0,2)\quad Q=(-1,3,3),\space{}R=(1,4,4),\space{}S=(-2,0,2)\quad 。 (ii) M′=(−1/2,2)\quad M'=(-1/2,2)\quad 。 (iii) ∣M1M2∣=5/4\quad |M_1M_2|=5/4\quad 。 (iv) 同方向 5/3\quad \sqrt5/3\quad 、逆方向 105/3\quad 10\sqrt5/3\quad 。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(i) P=(1,−1,−2)P=(1,-1,-2) だから Q=P+PQ→=(−1,3,3),R=Q+QR→=(1,4,4),S=R+RS→=(−2,0,2)。Q=P+\overrightarrow{PQ}=(-1,3,3),\quad R=Q+\overrightarrow{QR}=(1,4,4),\quad S=R+\overrightarrow{RS}=(-2,0,2)。

(ii) P′Q′P'Q' 上を (1−2s,−1+4s)(1-2s,-1+4s)、R′S′R'S' 上を (1−3t,4−4t)(1-3t,4-4t)(0≦s,t≦10\le s,t\le1)と表す。交点では 2s=3t2s=3t、s+t=5/4s+t=5/4。これを解くと s=3/4,t=1/2s=3/4,t=1/2 で、 M′=(−1/2,2)。M'=(-1/2,2)。

(iii) 対応する空間点は M1=P+34PQ→=(−1/2,2,7/4),M2=R+12RS→=(−1/2,2,3)。\displaystyle M_1=P+\frac34\overrightarrow{PQ}=(-1/2,2,7/4),\qquad M_2=R+\frac12\overrightarrow{RS}=(-1/2,2,3)。 したがって距離は 3−7/4=5/43-7/4=5/4。

(iv) d=PQ→=(−2,4,5)d=\overrightarrow{PQ}=(-2,4,5) とすると ∣d∣2=45|d|^2=45。XX から直線 PQPQ への垂線の足を H=P+λdH=P+\lambda d とおけば、 λ=(X−P)⋅d45。\displaystyle \lambda=\frac{(X-P)\cdot d}{45}。 辺 QR,RS,SPQR,RS,SP 上での λ\lambda の増分は、各移動ベクトルと dd の内積を45で割り、それぞれ 1/9,−4/9,−2/31/9,-4/9,-2/3。よって HH が PQ→\overrightarrow{PQ} と同方向へ動く距離は ∣d∣/9=5/3|d|/9=\sqrt5/3、逆方向へ動く距離は (4/9+2/3)∣d∣=105/3(4/9+2/3)|d|=10\sqrt5/3。

答え

(i) Q=(−1,3,3), R=(1,4,4), S=(−2,0,2)Q=(-1,3,3),\ R=(1,4,4),\ S=(-2,0,2)。 (ii) M′=(−1/2,2)M'=(-1/2,2)。 (iii) ∣M1M2∣=5/4|M_1M_2|=5/4。 (iv) 同方向 5/3\sqrt5/3、逆方向 105/310\sqrt5/3。

この問題で使う考え方

  • 空間ベクトルの成分計算
  • 内積による正射影
  • 線分の媒介変数表示

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