愛媛大学/2011年度/前期
愛媛大学 2011年 数学 第9問解答・解説
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1問題
(医学部)関数 について,次の問いに答えよ。ただし,必要があれば, を満たすすべての について が成り立つことを用いてよい。 (1) すべての自然数 ,実数 に対して が成り立つことを示せ。 (2) 自然数 に対して,方程式 は の範囲においてただ1つの解をもつことを示せ。 (3) (2)におけるただ1つの解を とする。 は を満たすことを示せ。 (4) とおく。定積分 を, を用いて表せ。 (5) 極限 を求めよ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
三角関数の加法公式でとfを結び、の増減と符号から零点を確定する。積分では各零点間の符号を調べて|f|を外し、最後は根の評価から極限をとる。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) よって示された。
(2) . では g_n'(x)>0 だから g_n は、xが大きくなると必ず大きくなる。また .連続性と中間値の定理によりこの区間に解がただ1つある。一方、 x では (x+n) x0, - x0 で、両者が同時に0とはならないから g_n(x)>0.したがって の範囲の解はただ1つである。
(3) (2)より 0<x_n<. g_n(x_n)=0 より .問題文で許された不等式 x_n>x_n を用いると .
(4) (1)と(2)より、各 k1 について の範囲内の f の零点は y_k=k+x_k のただ1つである。よって の範囲に f の零点はない。さらに g_n'(x_n)=2 x_n+(x_n+n) x_n>0, g_n'(x_n)=(-1)^{n+1}f'(y_n), なので f は y_n の直後で (-1)^{n+1} と同じ符号をもつ。連続性と零点がないことから区間全体でその符号を保つ。したがってここで (x x)'= x-x x=f(x) を用いた。
(5) (3)より x_n0, x_{n+1}0 である。よって = x_n+ x_{n+1}+=2.
この問題で使う考え方
- 三角関数の相互関係
- 関数の連続性
- 三角関数の微分
- 積の微分
- 三角・指数・対数関数等の積分
- 不定積分・定積分の性質
- 定積分による面積
- 数列の極限
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