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獨協医科大学/2024年度/2日目

獨協医科大学 2024年 2日目 数学 第4問解答・解説

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1問題

獨協医科大学2024年度第4問

次の問いに答えなさい。

(1) 0≦x≦2π0\leq x\leq2\pi で定義された関数 f(x)=3sin⁡x2−3cos⁡x\displaystyle f(x)=\frac{\sqrt{3}\sin x}{2-\sqrt{3}\cos x} は、x=アイπ\displaystyle x=\frac{\boxed{\text{ア}}}{\boxed{\text{イ}}}\pi のとき極大値 ウ\sqrt{\boxed{\text{ウ}}} をとり、 x=エオカπ\displaystyle x=\frac{\boxed{\text{エオ}}}{\boxed{\text{カ}}}\pi のとき極小値 キク\boxed{\text{キ}}\sqrt{\boxed{\text{ク}}} をとる。

(2) kk を実数とする。0≦x≦π0\leq x\leq\pi で定義された関数 g(x)=log⁡(2−3cos⁡x)2−kxg(x)=\log(2-\sqrt{3}\cos x)^2-kx は 0<x<π0<x<\pi において、極大値をちょうど1つもつ。

(i) kk のとり得る値の範囲は ケ<k<コサ\boxed{\text{ケ}}<k<\boxed{\text{コ}}\sqrt{\boxed{\text{サ}}} である。

(ii) 0<x<π0<x<\pi における g(x)g(x) の極大値を M(k)M(k) とおく。kk が(i)の範囲を動くとき、M(k)M(k) のとり得る値の範囲を M1<M(k)<M2M_1<M(k)<M_2 とすると、 M1=log⁡1シ−スセπ,M2=log⁡(ソ+タチ)\displaystyle M_1=\log\frac{1}{\boxed{\text{シ}}}-\frac{\sqrt{\boxed{\text{ス}}}}{\boxed{\text{セ}}}\pi, \qquad M_2=\log\left(\boxed{\text{ソ}}+\boxed{\text{タ}}\sqrt{\boxed{\text{チ}}}\right) である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) ア=1, =1,\space{} イ=6, =6,\space{} ウ=3, =3,\space{} エオ=11, =11,\space{} カ=6, =6,\space{} キ=−, =-,\space{} ク=3;=3;
    (2)(i) ケ=0, =0,\space{} コ=2, =2,\space{} サ=3;=3;
    (ii) シ=4, =4,\space{} ス=3, =3,\space{} セ=3, =3,\space{} ソ=7, =7,\space{} タ=4, =4,\space{} チ=3=3

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 分母は 2−3cos⁡x≧2−3>02-\sqrt3\cos x\geq2-\sqrt3>0 である。商の微分より f′(x)=23cos⁡x−3(2−3cos⁡x)2.\displaystyle f^{\prime}(x)=\frac{2\sqrt3\cos x-3}{(2-\sqrt3\cos x)^2}. 従って臨界点は cos⁡x=3/2\cos x=\sqrt3/2、すなわち x=π/6,11π/6x=\pi/6,11\pi/6 である。導関数は 0<x<π/60<x<\pi/6 の範囲 と 11π/6<x<2π11\pi/6<x<2\pi の範囲で正、その間で負だから、x=π/6x=\pi/6 で極大、x=11π/6x=11\pi/6 で極小となる。値を代入すると f(π/6)=3,f(11π/6)=−3.f(\pi/6)=\sqrt3,\qquad f(11\pi/6)=-\sqrt3.

(2) D(x)=2−3cos⁡xD(x)=2-\sqrt3\cos x とおくと、0≦x≦π0\leq x\leq\pi で D(x)>0D(x)>0 である。従って g(x)=2log⁡D(x)−kxg(x)=2\log D(x)-kx であり、 g′(x)=23sin⁡x2−3cos⁡x−k=2f(x)−k.\displaystyle g^{\prime}(x)=\frac{2\sqrt3\sin x}{2-\sqrt3\cos x}-k=2f(x)-k. 0<x<π0<x<\pi では f(x)>0f(x)>0。また (1) の導関数の符号から、ff は 0<x<π/60<x<\pi/6 の範囲で増加し、π/6<x<π\pi/6<x<\pi の範囲で減少する。端点極限は f(0)=f(π)=0f(0)=f(\pi)=0、最大値は 3\sqrt3 である。従って、0<k<230<k<2\sqrt3 のときに限り方程式 2f(x)=k2f(x)=k は2解をもち、左側の解で g′g^{\prime} は負から正、右側の解で正から負に変わる。よって極大値は右側の解でちょうど1つである。k≦0k\leq0 では導関数は正、k>23k>2\sqrt3 では負であり、k=23k=2\sqrt3 でも一点で0となるだけで符号は変わらない。したがって 0<k<23.0<k<2\sqrt3.

(ii) π/6<x(k)<π\pi/6<x(k)<\pi を満たす x(k)x(k) を 2f(x(k))=k2f(x(k))=k の解とする。この範囲で ff は、x1<x2x_1<x_2 ならば f(x1)>f(x2)f(x_1)>f(x_2) を満たすので、x(k)x(k) は連続に変わる。M(k)=g(x(k))M(k)=g(x(k)) とすると、停留条件を使って M′(k)=gx(x(k),k)x′(k)+gk(x(k),k)=−x(k)<0.M^{\prime}(k)=g_x(x(k),k)x^{\prime}(k)+g_k(x(k),k)=-x(k)<0. よって M(k)M(k) は減少する。k→0+k\to0+ では x(k)→πx(k)\to\pi なので lim⁡k→0+M(k)=log⁡((2+3)2)=log⁡(7+43).\displaystyle \lim\limits _{k\to0+}M(k)=\log\left((2+\sqrt3)^2\right)=\log(7+4\sqrt3). k→23−k\to2\sqrt3- では x(k)→π/6x(k)\to\pi/6 なので lim⁡k→23−M(k)=log⁡14−33π.\displaystyle \lim\limits _{k\to2\sqrt3-}M(k)=\log\frac14-\frac{\sqrt3}{3}\pi. 両端の kk は範囲に含まれず、M(k)M(k) は連続であり、kk が増えると値が必ず小さくなるから、その値域は log⁡14−33π<M(k)<log⁡(7+43)\displaystyle \log\frac14-\frac{\sqrt3}{3}\pi<M(k)<\log(7+4\sqrt3) である。

この問題で使う考え方

  • 三角関数の相互関係
  • 合成関数の微分
  • 指数・対数関数の微分
  • 商の微分
  • 三角関数の微分

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