(i)(1) 直線 ℓ を y=−32x−2 と表し、楕円の式に代入すると 4x2+(−32x−2)2=4すなわち316x2+38x=0. したがって x=0 または x=−23 である。前者は既知の A(0,−2) なので、もう一方は y=−1。ゆえに B(−23,−1).
(i)(2) 楕円上で u=x、v=y/2 とおけば u2+v2=1 である。点 P=(x,y) と直線 ℓ の距離は d=7∣2x+3y+23∣=7∣2u+23v+23∣. u2+v2=1 より (2u+23v)2≦(22+(23)2)(u2+v2)=16. したがって 2u+23v の最大値・最小値はそれぞれ 4,−4 であり、最大値 4 は等号条件 (u,v)=(1/2,3/2) でとる。したがって、距離の分子の中身は 23−4 ≦ 2u+23v+23 ≦ 23+4. 23+4>4−23 なので絶対値の最大値は右端でとり、そのとき P=(x,y)=(21,3).
(ii) 真数を U=1−x2+y とおく。対数の定義域は y>0、y=1、U>0 である。
まず y>1 のとき、底 y の対数関数は増加するので logyU≧2すなわちU≧y2すなわちx2≦1+y−y2. このような実数 x が存在する条件は 1+y−y2≧0。正の解の境界は φ=(1+5)/2 だから、この場合に可能な y は 1<y≦φ である。実際、範囲内では x=0 とすれば条件を満たす。
次に 0<y<1 のとき、底 y の対数関数は減少するので logyU≧2すなわち0<U≦y2すなわち1+y−y2≦x2<1+y. この区間はすべての 0<y<1 で空でない(左端は正で、右端との差は y2>0)。以上から 0<y<1 または 1<y≦21+5.
最後に x の範囲を求める。y>1 の場合は x2≦1+y−y2<1 なので ∣x∣<1。逆に任意の x2<1 に対して、y>1 を十分 1 に近く選べば 1+y−y2≧x2 となる。よってこの場合の x の範囲は −1<x<1。
0<y<1 の場合は 1+y−y2>1、かつ 1+y<2 より、必要条件は 1<x2<2。逆に 0<q=x2−1<1 とし、0<ε<min(q,1−q) を選んで y=1−ε とおく。このとき 0<y<1、q<y、y(1−y)<q であるから 1+y−y2=1+y(1−y)<1+q=x2<1+y. したがってこの場合に可能な x はちょうど 1<x2<2、すなわち −2<x<−1 または 1<x<2 である。両場合を合わせると −2<x<−1 または −1<x<1 または 1<x<2.