日本大学/2021年度/N1
日本大学 2021年 数学 第I問解答・解説
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1問題
共通注意:次の解答欄1〜58のそれぞれには、0から9までの数字または負の符号が入る。解答用紙の同じ番号の欄にマークして答える。分数はすべて既約分数とし、負の分数では符号を分子につける。根号の中の数は最も小さい自然数を用いる。各空欄の下付き数字は問題用紙に印刷された解答欄番号を示す。
(1) 不等式 の解は である。
(2) において が成り立つとき、 である。
(3) 10個のデータ の分散は である。
(4) 関数 は、 のとき最小値をとり、その最小値は である。
(5) 複素数 が等式 を満たすとき、 の最大値は である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
各小問をそれぞれ、絶対値の符号による場合分け、正弦定理と余弦定理、分散の定義、指数の置換と平方、複素数平面上の円の距離として処理した。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- or
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 絶対値の中身の符号で場合分けする。 のときは なので となり、すべての が解である。 のときは なので 左辺の方程式の解は であり、上に開く二次式だから または となる。これと の場合を合わせると
(2) 共通の値を とおくと、 である。正弦定理より、辺をそれぞれ として となる。従ってある正の数 を用いて と表せる。余弦定理から
(3) データの平均は したがって分散は
(4) とおくと、 より すなわち である。また だから よって では なので 。等号には が必要であり、上の平方が0となるのは 、すなわち のときである。従って で最小値 をとる。
(5) ( は実数)とおく。両辺は非負なので、与式を平方して同値に変形できる。 より 従って軌跡は中心 、半径 の円である。三角不等式より 等号は で成立し、この値は元の条件も満たす。ゆえに最大値は である。
検算として、(1) の境界値では元の不等式は等号となるため除外される。(2) の辺比 は三角形の成立条件を満たす。(3) の偏差平方和は52である。(4) で とすると となる。(5) で とすると両辺はともに10である。
この問題で使う考え方
- 二次方程式とグラフ
- 二次不等式とグラフ
- 正弦定理
- 余弦定理
- 分散と標準偏差
- 二次関数の最大・最小
- 等式・不等式の証明
- 有理数指数と指数法則
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