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日本大学/2021年度/N1

日本大学 2021年 数学 第III問解答・解説

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1問題

日本大学2021年度第III問

共通注意:次の解答欄1〜58のそれぞれには、0から9までの数字または負の符号が入る。解答用紙の同じ番号の欄にマークして答える。分数はすべて既約分数とし、負の分数では符号を分子につける。根号の中の数は最も小さい自然数を用いる。各空欄の下付き数字は問題用紙に印刷された解答欄番号を示す。

OO を原点とする座標平面上に、2点 (−2,−1)(-2,-1)、(−2,−5)(-2,-5) を通り yy 軸に接する円 C1C_1、放物線 C2:y=x2C_2:y=x^2 および直線 ℓ:y=2x−4\ell:y=2x-4 がある。また、点 P,Q,RP,Q,R はそれぞれ ℓ,C1,C2\ell,C_1,C_2 上の動点とする。

(1) C1C_1 の中心の座標は (021022,  023024)\left(\boxed{\phantom{0}}_{\text{21}}\boxed{\phantom{0}}_{\text{22}},\;\boxed{\phantom{0}}_{\text{23}}\boxed{\phantom{0}}_{\text{24}}\right) であり、半径は 025\boxed{\phantom{0}}_{\text{25}} である。

(2) PQPQ の長さの最小値は 026−027\sqrt{\boxed{\phantom{0}}_{\text{26}}}-\boxed{\phantom{0}}_{\text{27}} である。

(3) PRPR の長さの最小値は 028029030\displaystyle \frac{\boxed{\phantom{0}}_{\text{28}}\sqrt{\boxed{\phantom{0}}_{\text{29}}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{30}}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

円の中心を文字で置いて接線条件を用い、点と直線の距離公式で (2)(3) を扱った。(3) は放物線上の点の x 座標を媒介変数として平方完成した。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)(−2,−3), r=2;(1)\quad (-2,-3),\space{}r=2;
    (2)5−2;(2)\quad \sqrt5-2;
    (3)355.\displaystyle (3)\quad \frac{3\sqrt5}{5}.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 円 C1C_1 の中心を (a,b)(a,b) とする。同じ x=−2x=-2 の二点 (−2,−1),(−2,−5)(-2,-1),(-2,-5) から等距離であるため、中心はその中点を通る垂直二等分線 y=−3y=-3 上にあり、b=−3b=-3 である。円が yy 軸に接するので半径は ∣a∣|a| である。一方、中心から (−2,−1)(-2,-1) までの距離の二乗は (a+2)2+4(a+2)^2+4 だから a2=(a+2)2+4よりa=−2.a^2=(a+2)^2+4 \quad\text{より}\quad a=-2. よって中心は (−2,−3)(-2,-3)、半径は 22 である。

(2) 直線 ℓ\ell を 2x−y−4=02x-y-4=0 と書く。中心 (−2,−3)(-2,-3) と ℓ\ell の距離は ∣2(−2)−(−3)−4∣22+(−1)2=55=5.\displaystyle \frac{|2(-2)-(-3)-4|}{\sqrt{2^2+(-1)^2}} =\frac5{\sqrt5}=\sqrt5. これは半径 22 より大きいので、円と直線は交わらない。円周上の点から直線までの最小距離は、中心から直線までの距離から半径を引いた値である。従って min⁡PQ=5−2.\displaystyle \min PQ=\sqrt5-2.

(3) 放物線上の点を R=(t,t2)R=(t,t^2) とおく。点と直線の距離より dist⁡(R,ℓ)=∣2t−t2−4∣5=(t−1)2+35≧35.\displaystyle \operatorname{dist}(R,\ell) =\frac{|2t-t^2-4|}{\sqrt5} =\frac{(t-1)^2+3}{\sqrt5} \ge\frac3{\sqrt5}. 等号は t=1t=1、すなわち R=(1,1)R=(1,1) で成立する。点 PP は直線 ℓ\ell 上を動けるので、各 RR に対して最短の PRPR はこの点と直線の距離である。従って下限は実際に達成され、 min⁡PR=35=355.\displaystyle \min PR=\frac3{\sqrt5}=\frac{3\sqrt5}{5}. 例えば R=(1,1)R=(1,1) から ℓ\ell への垂線の足は P=(11/5,2/5)P=(11/5,2/5) で、PR=35/5PR=3\sqrt5/5 と確認できる。

検算として、(−2,−3)(-2,-3) から (−2,−1)(-2,-1) までの距離は2で、中心から yy 軸までの距離も2である。また、5>2\sqrt5>2 なので (2) の最小距離は正である。

この問題で使う考え方

  • 円の方程式
  • 直線の方程式
  • 座標による距離
  • 二次関数の最大・最小

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