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日本大学/2021年度/N1

日本大学 2021年 数学 第VI問解答・解説

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1問題

日本大学2021年度第VI問

共通注意:次の解答欄1〜58のそれぞれには、0から9までの数字または負の符号が入る。解答用紙の同じ番号の欄にマークして答える。分数はすべて既約分数とし、負の分数では符号を分子につける。根号の中の数は最も小さい自然数を用いる。各空欄の下付き数字は問題用紙に印刷された解答欄番号を示す。

定数 a,ba,b に対し、2曲線 C1:y=−x2+ax+b,C2:y=8xC_1:y=-x^2+ax+b,\qquad C_2:y=8\sqrt{x} は点 A(1,8)A(1,8) を共有し、かつ AA で共通な接線をもつとする。

(1) a=052,b=053a=\boxed{\phantom{0}}_{\text{52}},\qquad b=\boxed{\phantom{0}}_{\text{53}} である。

(2) C1,C2C_1,C_2 および yy 軸で囲まれた部分を DD とする。

1) DD の面積は 054055\displaystyle \frac{\boxed{\phantom{0}}_{\text{54}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{55}}} である。

2) DD を xx 軸の周りに1回転させてできる立体の体積は 056057058π\displaystyle \frac{\boxed{\phantom{0}}_{\text{56}}\boxed{\phantom{0}}_{\text{57}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{58}}}\pi である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

共通点と接線の傾きから係数を求め、差を因数分解して領域を確定した。面積は二曲線の差の定積分、回転体は円環断面の面積の定積分で求めた。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)a=6, b=3;(1)\quad a=6,\space{}b=3;
    (2)-1)Area⁡(D)=13;\displaystyle 1)\quad \operatorname{Area}(D)=\frac13;
    (2)-2)V=11π5.\displaystyle 2)\quad V=\frac{11\pi}{5}.

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 曲線が A(1,8)A(1,8) を通ることから −1+a+b=8,a+b=9.-1+a+b=8,\qquad a+b=9. また、AA で接線が共通なので、そこでの微分係数が等しい。C1C_1 の微分係数は −2x+a-2x+a、C2C_2 の微分係数は 4/x4/\sqrt{x} だから、x=1x=1 で a−2=4.a-2=4. 従って a=6, b=3a=6,\ b=3 である。

(2) 以降、C1:y=−x2+6x+3C_1:y=-x^2+6x+3、C2:y=8xC_2:y=8\sqrt{x} である。t=x≧0t=\sqrt{x}\ge0 とおくと C1−C2=−t4+6t2+3−8t=−(t−1)3(t+3).C_1-C_2=-t^4+6t^2+3-8t=-(t-1)^3(t+3). t+3>0t+3>0 なので、0≦x<10\le x<1 では C1>C2C_1>C_2、x>1x>1 では C1<C2C_1<C_2。従って、二曲線と yy 軸で囲まれる部分は 0≦x≦10\le x\le1 にあり、上側が C1C_1、下側が C2C_2 である。

1) 面積は Area⁡(D)=∫01((−x2+6x+3)−8x) dx=[−x33+3x2+3x−163x3/2]01=13.\displaystyle \begin{aligned} \operatorname{Area}(D) &=\int_0^1\bigl((-x^2+6x+3)-8\sqrt{x}\bigr)\,dx\\ &=\left[-\frac{x^3}{3}+3x^2+3x-\frac{16}{3}x^{3/2}\right]_0^1 =\frac13. \end{aligned}

2) 0≦x≦10\le x\le1 で両曲線は xx 軸以上にあるので、回転体の断面は外半径 C1C_1、内半径 C2C_2 の円環である。よって V=π∫01{(−x2+6x+3)2−(8x)2} dx=π∫01(x4−12x3+30x2−28x+9) dx=π(15−3+10−14+9)=11π5.\displaystyle \begin{aligned} V&=\pi\int_0^1\left\{(-x^2+6x+3)^2-(8\sqrt{x})^2\right\}\,dx\\ &=\pi\int_0^1(x^4-12x^3+30x^2-28x+9)\,dx\\ &=\pi\left(\frac15-3+10-14+9\right)=\frac{11\pi}{5}. \end{aligned}

検算として、両曲線は x=1x=1 でともに y=8y=8 となり、面積積分の被積分関数は端点で0である。また、体積の断面積は x=0x=0 で 9π9\pi、x=1x=1 で0となり、外半径と内半径の向きに一致する。

この問題で使う考え方

  • 合成関数の微分
  • 曲線の接線
  • 三角・指数・対数関数等の積分
  • 不定積分・定積分の性質
  • 曲線で囲まれた面積
  • 定積分による体積

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