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日本大学/2021年度/N1

日本大学 2021年 数学 第IV問解答・解説

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1問題

日本大学2021年度第IV問

共通注意:次の解答欄1〜58のそれぞれには、0から9までの数字または負の符号が入る。解答用紙の同じ番号の欄にマークして答える。分数はすべて既約分数とし、負の分数では符号を分子につける。根号の中の数は最も小さい自然数を用いる。各空欄の下付き数字は問題用紙に印刷された解答欄番号を示す。

OO を原点とする座標空間において、固定した点 A(3,4,2)A(3,4,2) がある。原点を中心とし、半径1の円で xyxy 平面上にあるものを CC とする。CC 上を動く点 PP をとる。

(1) 点 AA から xyxy 平面に垂線 AHAH を下ろすとき、線分 PHPH の長さのとり得る値の範囲は 031≦PH≦032\boxed{\phantom{0}}_{\text{31}}\leq PH\leq\boxed{\phantom{0}}_{\text{32}} である。

(2) ∠APH=α  (0≦α≦π)\angle APH=\alpha\;(0\leq\alpha\leq\pi) とするとき、sin⁡α\sin\alpha のとり得る値の範囲は −033034035036≦sin⁡α≦037038.\displaystyle \begin{aligned} -\frac{\sqrt{\boxed{\phantom{0}}_{\text{33}}\boxed{\phantom{0}}_{\text{34}}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{35}}\boxed{\phantom{0}}_{\text{36}}}&\leq \sin\alpha\\ &\leq \frac{\sqrt{\boxed{\phantom{0}}_{\text{37}}}}{\boxed{\phantom{0}}_{\text{38}}}. \end{aligned} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

座標から垂足HとOHを求め、三角不等式でPHの範囲を定める。直角三角形APHにおけるsinの式をPHで表し、単調性と端点の実現から範囲を求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 4≦PH≦6;1010≦sin⁡α≦55({空欄31〜38は順に }4,6,1,0,1,0,5,5)\displaystyle 4\leq PH\leq6\quad \text{\quad;\quad }\quad \frac{\sqrt{10}}{10}\leq\sin\alpha\leq\frac{\sqrt5}{5}\quad \text{\quad(\text\{空欄31〜38は順に \}4,6,1,0,1,0,5,5)}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) 点 A(3,4,2)A(3,4,2) から xyxy 平面に下ろした垂線の足は H(3,4,0)H(3,4,0) であり,OH=32+42=5OH=\sqrt{3^2+4^2}=5 である。また,PP は原点中心,半径1の円 CC 上にあるから OP=1OP=1 である。三角形 OPHOPH の三辺に三角不等式を用いると, ∣OH−OP∣≦PH≦OH+OP,|OH-OP|\leq PH\leq OH+OP, したがって 4≦PH≦64\leq PH\leq6 となる。PP が OHOH と同じ向きの半径上にあるとき下端4を,反対向きの半径上にあるとき上端6をとるので,両端とも実現する。

(2) AHAH は xyxy 平面に垂直であり,PHPH は xyxy 平面内にあるから,∠AHP=90∘\angle AHP=90^\circ である。よって直角三角形 APHAPH において AH=2,AP=AH2+PH2=4+PH2,sin⁡α=AHAP=24+PH2.\displaystyle AH=2,\qquad AP=\sqrt{AH^2+PH^2}=\sqrt{4+PH^2},\qquad \sin\alpha=\frac{AH}{AP}=\frac{2}{\sqrt{4+PH^2}}. PH>0PH>0 の範囲で PHPH が大きくなると分母は大きくなるので,sin⁡α\sin\alpha は小さくなる。したがって,最小値は PH=6PH=6 のとき,最大値は PH=4PH=4 のときにとる。 24+62=240=1010,24+42=220=55.\displaystyle \frac{2}{\sqrt{4+6^2}}=\frac{2}{\sqrt{40}}=\frac{\sqrt{10}}{10},\qquad \frac{2}{\sqrt{4+4^2}}=\frac{2}{\sqrt{20}}=\frac{\sqrt5}{5}. ゆえに求める範囲は 1010≦sin⁡α≦55\displaystyle \frac{\sqrt{10}}{10}\leq\sin\alpha\leq\frac{\sqrt5}{5} である。両端は (1) と同じ各点 PP で実現する。

この問題で使う考え方

  • 三角形の性質
  • 空間座標と空間ベクトル
  • 空間図形の計量
  • 三角比と相互関係
  • 座標による距離

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