(1) 漸化式と初項から、すべての an は正である。そこで rn=anan+1 とおくと、 rn+1=an+1an+2=4anan+1=4rn,r1=8. よって rn=8⋅4n−1 であり、 an=j=1∏n−1rj=8n−14(n−1)(n−2)/2=2n2−1. n=1,2 でそれぞれ 1,8 となり、またこの式を漸化式に代入すると両辺の指数は 2n2+4n+2 で一致する。
(2) 赤玉5個の入るマスを選ぶ方法は全部で (524) 通りで、これらは同様に確からしい。赤玉を含む列が k 列のとき、まずその列を (k8) 通りに選ぶ。選んだ列の各々に少なくとも1個、最大3個の赤玉が入る。5個を2列に分ける場合は個数が (2,3) なので、各列の選び方は (23)(33)+(33)(23)=6 通りである。3列の場合、個数の組は (3,1,1) または (2,2,1) だから、固定した3列で 3(33)(13)2+3(13)(23)2=27+81=108 通りである。4列の場合の個数は (2,1,1,1) なので、固定した4列で 4(23)(13)3=324 通りである。5個の赤玉は1列には入らないため、4列以下となる確率は (524)(28)⋅6+(38)⋅108+(48)⋅324=4250428896=253172. ちょうど3列となる確率は (524)(38)⋅108=425046048=1771252.
(3) g(x)=f(x)ex2 とおくと、 g′(x)=ex2{f′(x)+2xf(x)}≦0 である。したがって g は x≧0 で単調非増加であり、g(x)≦g(0)=f(0) となる。e−x2>0 を掛ければ f(x)≦f(0)e−x2 を得る。x=0 では等号である。
(4) 双曲線は y=±x2+1 と表せる。直線 y=2 は上側の枝と x=±3 で交わるので、囲まれた部分の面積を S とすると S=2∫03{2−x2+1}dx. I=∫03x2+1dx とおく。部分積分と x2+1x2=x2+1−x2+11 より、 I=23−I+∫03x2+1dx. 最後の積分では dxdln(x+x2+1)=x2+11 だから、 2I=23+ln(2+3),S=43−2I=23−ln(2+3).
(5) y=2sintcost と x=cost から y2=4x2(1−x2),−1≦x≦1. 曲線は x 軸、y 軸に関して対称で、(−1,0),(0,0),(1,0) を通る。また 4x2(1−x2)=1−(2x2−1)2≦1 なので ∣y∣≦1 であり、x=±21 で上下の極値 y=±1 をとる。原点で交わる左右2つの輪からなる横向きの8の字を描く。媒介変数を 0 から 2π まで増やすと、主要点は (1,0),(21,1),(0,0),(−21,−1),(−1,0),(−21,1),(0,0),(21,−1),(1,0) の順に通る。
数列は隣接項比の等比性から積をとる。配置確率は赤玉を含む列数と各列内の個数分布で場合分けする。微分不等式はf(x)e^{x²}の単調性に帰着し、面積は左右対称性と部分積分で求める。媒介曲線は媒介変数消去後、対称性と極値・通過順を確認して形を確定する。