第1問
・ 元の方程式は x2+3x−1=0 だから、解について α+β=−3,αβ=−1,α2=−3α+1,β2=−3β+1 である。従って α(3+3β+β2)=4α,β(3+3α+α2)=4β. この二数の和は 4(α+β)=−12、積は 16αβ=−16 である。よって二数を解とする方程式は x2+12x−16=0,すなわち x2=−12x+16.
・ 5人それぞれが2台のうちどちらに乗るかを選ぶと 25=32 通り。車は区別される。定員を超えるのは、5人全員が同じ車を選ぶ2通りだけなので、32−2=30 通り。
・ 円の中心は 60∘ の角の二等分線上にあり、半径を r、頂点Aから中心までの距離を d とすると、直角三角形から r=dsin30∘、従って d=2r である。図では円 O′ が円 O より大きく、Aから遠い。円 O の半径は5、円 O′ の半径を R とすると、中心間距離は 2R−10。外接条件から 2R−10=R+5, ゆえに R=15。
・ 0∘<θ<90∘ より半角の正接は tan2θ=1+cosθsinθ=1+12/135/13=51. u=tan(θ/2) とおけば、分子分母を cos(θ/2) で割ることができ、求める値は u+1u−1=1/5+11/5−1=−32.
・ 左辺は k=1∑nk(n+1−k)=(n+1)2n(n+1)−6n(n+1)(2n+1)=6n(n+1)(n+2). 従って n(n+1)(n+2)=6⋅5456=32736。31⋅32⋅33=32736 なので n=31。正の整数 n について三因子はいずれも増加するため、この解は一意。
・ 対数の定義域は x−1>0, x−1=1, x2−x−20>0 である。この範囲で対数方程式は x2−x−20=(x−1)2 と同値であり、整理して x=21。このとき底は20、真数は400で、20>0, 20=1, 400>0 かつ log20400=2 を満たす。
・ u=4−x と置換すると、x=0,3 はそれぞれ u=4,1 となるから ∫03x4−xdx=∫14(4−u)udu=[38u3/2−52u5/2]14=(364−564)−(38−52)=1594.
・ 成分を計算すると x=(s−1,−s+2t−2),y=(2s+1,−2s+t+2), 従って x⋅y=4s2−5st+2t2+s+2t−5. s=−2+u, t=−3+v とおくと一次の項が消えて x⋅y=−9+4u2−5uv+2v2=−9+4(u−85v)2+167v2≧−9. 等号は u=v=0、すなわち (s,t)=(−2,−3) のときに成り立つ。最小値は −9。
・ 直接計算で A2=(7326)=A+6E. この関係を順次用いると A3=7A+6E,A4=13A+42E,A5=55A+78E,A6=133A+330E. よって A6−A5−7A4+7A2+9A+2E=3A+2E=(5962).
・ 絶対値の切れ目 x=−1,0 で区分する。 f(x)=⎩⎨⎧4ex−x−14ex+x+14e−x+x+1(x≦−1),(−1≦x≦0),(x≧0). x≦−1 では f′(x)=4ex−1 であり、符号は x=−log4 を境に負から正へ変わる(log4>1)。この区間の最小値は x=−log4 で f=1+log4−1=log4。 −1≦x≦0 の範囲では f′(x)=4ex+1>0 なので最小値は左端の 4/e。ここで u=log4−1>0 とすると eu>1+u より 4/e=elog4−1>log4。 x≧0 では f′(x)=1−4e−x であり、最小は x=log4 における 2+log4。これも log4 より大きい。したがって全実数での最小点は a=−log4 で、 ea=41.