(1) 正五角形の中心と各頂点を結ぶと、合同な三角形が5個できる。中心角を 2θ とおくと θ=π/5 であり、半径は1だから S=5⋅21sin2θ=25sin2θ. 加法定理から得られる五倍角の公式 sin5θ=16sin5θ−20sin3θ+5sinθ に θ=π/5 を代入し、sinθ>0 を用いて割ると、x=sin2θ は 16x2−20x+5=0,x=85±5 を満たす。0<θ=π/5<π/4 より x<1/2 なので、x=(5−5)/8 である。したがって sin22θ=4x(1−x)=85+5,S2=425sin22θ=3225(5+5).
(2) 直線 AB の方向ベクトルを d=AB=(−1,2,−2) とする。垂足 H は直線上にあるから、ある実数 t を用いて H=A+td=(3,1,1)+t(−1,2,−2) と表せる。また OH⊥AB より OH⋅d=0 である。よって ((3,1,1)+t(−1,2,−2))⋅(−1,2,−2)=(−3)+9t=0,t=31. ゆえに H=(3−31, 1+32, 1−32)=(38,35,31). 実際、この点は AB 上にあり、H⋅d=−8/3+10/3−2/3=0 だから、原点からの垂線の足になっている。
(3) π/6 の回転に対応する複素数を q=cos6π+isin6π=23+i とする。回転の条件は z2−z=q(z1−z) であり、q=1 だから z=1−qz2−qz1. ここで qz1=253−3+25+33i,z2−qz1=23−3+21−3i. したがって z=2−3−i(3−3)+(1−3)i=(2−3)2+1(8−43)+(8−43)i=1+i. 確認すると、z1−(1+i)=4+2i であり、 q(4+2i)=(23−1)+(2+3)i,(1+i)+q(4+2i)=23+(3+3)i=z2. よってこの中心で条件を満たす。