札幌医科大学/2025年度/前期
札幌医科大学 2025年 数学 第2問解答・解説
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1問題
平面上に異なる4点 があり,どの3点も同一直線上にはない。ただし,直線 に対して と は反対側にあるものとする。いま, とする。さらに とする。
(1) 次の3つの等式が成り立つことを示せ。 今後,三角形 と三角形 は面積が等しいものとし,以下の設問ではこれが成り立つことを前提とせよ。また,必要に応じて と直交する単位ベクトル を計算に利用せよ。
(2) と が平行であることを示せ。
(3) とするとき, となることを示せ。
(4) のとき, を を用いて表せ。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
- (1) 。 (2) はと平行である。 (3) 。 (4) 。
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
3解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) 位置ベクトルの差より である。したがって また さらに ここで だから よって3つの等式が成り立つ。
(2) は 方向の単位ベクトルであり、 である。 と直交する単位ベクトル をとり、 とおく。直線 は 方向であるから、 がその反対側にあることより と は符号が反対である。三角形の面積を底辺 と高さで表すと 面積が等しいので であり、符号が反対であることと合わせて を得る。よって なお、 なら となり、 が一直線上に並ぶ。これは「どの3点も同一直線上にはない」に反する。したがって であり、 は と平行である。
(3) (1)より である。上の成分表示と を用いると したがって であり、 は直交する単位ベクトルだから 両辺の平方根をとり、長さが非負であることから となる。
(4) 成分表示から 、 であり、(1)より である。また さらに だから 以上より 条件 のもとで両辺を で割ることができるので 検算として、上の成分式を右辺に代入すると となり、条件 により分母も0ではない。
この問題で使う考え方
- 三角比による面積
- ベクトルの成分表示
- ベクトルの内積
- 位置ベクトル
- ベクトルによる図形の考察
- ベクトルの和・差・実数倍
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