まず (1) では、f(x)=ex+12ex−1=2−ex+13 とおく。 f′(x)=(ex+1)23ex>0,f′′(x)=(ex+1)33ex(1−ex). よって f′′(x) は x<0 で正、x>0 で負となるから、変曲点は x=0、f(0)=21 より (0,21) である。また f は単調増加で、x→−∞ で f(x)→−1、x→∞ で f(x)→2 であり、いずれの値も有限の x ではとらない。したがって値域は −1<y<2。逆関数は y=ex+12ex−1 を ex について解いて ex=2−yy+1 とし、−1<y<2 に注意して x=ln2−yy+1 を得る。変数を入れ替えると f−1(x)=ln2−xx+1(−1<x<2)である。
(2)(i) n=5 のとき、千の位が 1 または 2 ならば 3000 未満であり、残る3個の数字の並べ方は各々 3! 通りである。よって 2⋅3!=12 個。(ii) 2000 未満となるには千の位が 1 である。残る 2,3,n の並べ方は6通りであり、各桁には各数字が2回ずつ現れる。したがって総和は 1000⋅6+2(2+3+n)(100+10+1)=6000+222(n+5)=222n+7110. これが 8442 となる条件は 222n=1332、すなわち n=6。これは 4≦n≦9 を満たす。
(3)(i) P=(x,y) とおくと OA=(1,2)、AP=(x−1,y−2) である。直交条件から (1,2)⋅(x−1,y−2)=0、すなわち x+2y=5。これと楕円の式を連立すると 9(5−2y)2+4y2=1すなわち25y2−80y+64=0すなわちy=58,x=59. よって P=(59,58)。
(ii) 楕円上の点を (x,y)=(3cosθ,2sinθ) と表すと、 t=OA⋅OP=x+2y=3cosθ+4sinθ. したがって、cos2θ+sin2θ=1 より 25−(3cosθ+4sinθ)2=(4cosθ−3sinθ)2≧0. また、(cosθ,sinθ)=(53,54) およびその反対のとき等号が成り立つので、とり得る範囲は −5≦t≦5。
(iii) 三角形の面積は S=21∣1⋅y−2⋅x∣=21∣y−2x∣. (x,y)=(3cosθ,2sinθ) を代入すると 10−(sinθ−3cosθ)2=(cosθ+3sinθ)2≧0, より S≦10。 例えば (cosθ,sinθ)=(−103,101) のとき楕円上で等号が成り立ち、このとき y−2x=210=0 なので3点は一直線上にない。よって最大値は 10。
(4) 両辺に (x−1)2(x+2) を掛けて 1=A(x−1)(x+2)+B(x+2)+C(x−1)2. x=1,−2 を代入すると B=31,C=91。また x2 の係数を比較して A+C=0 より A=−91。ゆえに (x−1)2(x+2)1=−9(x−1)1+3(x−1)21+9(x+2)1. 積分範囲 2≦x≦4 では各分母は零にならず、 ∫24(x−1)2(x+2)dx=[−91ln(x−1)−3(x−1)1+91ln(x+2)]24=92−ln2.