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弘前大学/2002年度

弘前大学 2002年 数学 第6問解答・解説

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1問題

弘前大学2002年度第6問

正の数 aa に対して, 曲線 y=1x2\displaystyle y = \frac{1}{x^2} 上の点 (a,1a2)\displaystyle (a, \frac{1}{a^2}) における接線が xx 軸と交わる点の xx 座標を T(a)T(a) と書くことにする。数列 {an}\{a_n\} を

a1=1,an+1=T(an)(n=1,2,3,… )a _ {1} = 1, \quad a _ {n + 1} = T \left(a _ {n}\right) \quad (n = 1, 2, 3, \dots)

で定める。

3つの点 (an,0)(a_{n}, 0) , (an,1an2)\displaystyle (a_{n}, \frac{1}{a_{n}^{2}}) , (an+1,0)(a_{n+1}, 0) を頂点とする三角形の面積を SnS_{n} とするとき,無限級数 ∑n=1∞Sn\displaystyle \sum\limits _{n=1}^{\infty} S_{n} の和を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 34\displaystyle \frac{3}{4}

3解答

解答を見る途中式つきの解答

曲線を y=x−2y=x^{-2} とおくと、y′=−2x−3y'=-2x^{-3} である。したがって x=ax=a における接線は y−1a2=−2a3(x−a)\displaystyle y-\frac{1}{a^2}=-\frac{2}{a^3}(x-a) であり、y=0y=0 とおくと T(a)=3a2\displaystyle T(a)=\frac{3a}{2} を得る。よって an=(32)n−1\displaystyle a_n=(\frac{3}{2})^{n-1} である。三角形の底辺は an+1−an=an2\displaystyle a_{n+1}-a_n=\frac{a_n}{2}、高さは 1an2\displaystyle \frac{1}{a_n^2} だから、Sn=12⋅an2⋅1an2=14(23)n−1\displaystyle S_n=\frac12\cdot\frac{a_n}{2}\cdot\frac{1}{a_n^2}=\frac{1}{4}(\frac{2}{3})^{n-1}。従って ∑n=1∞Sn=14⋅11−23=34\displaystyle \sum\limits _{n=1}^{\infty}S_n=\frac14\cdot\frac{1}{1-\frac23}=\boxed{\frac34}。

この問題で使う考え方

  • 曲線の接線
  • 漸化式
  • 等比数列の一般項と和
  • 無限等比級数

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