慶應義塾大学/2012年度
慶應義塾大学 2012年 数学 第I問解答・解説
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1問題
以下の文章の空欄に適切な数,式または行列を入れて文章を完成させなさい。ただし設問(2)において,適切な行列が複数個ある場合は,それらをすべて記入しなさい。
(1) によって定められる数列 の一般項は である。
(2) 行列 の表す1次変換により点 と点 はそれぞれ点 と点 に移されるとする。また を原点とする。,かつ が正三角形となるような行列 をすべて求めると である。
(3) 媒介変数 を用いて と表される曲線 の方程式は である。また曲線 の接線の傾きは, に対応する点において となる。
(4) を実数とする。 を定義域とする関数 が最大値をとる点を とすると である。また である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
四つの小問を順に解き、階差数列、座標による正三角形条件、媒介変数表示、微分と標準極限を用いる。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
(1) とおくと、漸化式から よって 。したがって
(2) より 。 とおくと、行列の作用から 、 である。正三角形の条件は この2式の差から を得る。さらに より 。したがって は方程式 の2根 である。両方の順序を取り、、 とすると 各場合 なので、どちらも条件を満たし、他の可能性はない。
(3) 、 とおくと 、。媒介式から したがって 、。これらの積が1であることから すなわち 。よって係数は 。また 接線の傾きが となる条件は 、すなわち 。 と正値から 、よって 。このとき であり、確かに傾きは である。
(4) で なので はただ1つの解 をもち、。導関数はこの点より左で正、右で負であり、両端では だから、この点で最大となる。 ここで を用いた。指数関数の連続性から 。
この問題で使う考え方
- 漸化式
- 等比数列の一般項と和
- 総和記号と数列の和
- 行列を用いた表現
- 座標による距離
- 曲線の媒介変数表示
- 合成関数の微分
- 指数・対数関数の微分
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