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弘前大学/2002年度

弘前大学 2002年 数学 第7問解答・解説

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1問題

弘前大学2002年度第7問

次の極限値を求めよ。

(1) lim⁡x→∞(sin⁡x+c−sin⁡x)\displaystyle \lim\limits _{x\to\infty}\left(\sin\sqrt{x+c}-\sin\sqrt{x}\right) ただし, cは c≠0c\neq0 をみたす定数である。

(2) lim⁡x→11x−1∫1x2dt1+t\displaystyle \lim\limits _{x\to 1}\frac{1}{x - 1}\int_1^{x^2}\frac{dt}{\sqrt{1 + t}}

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

第1問は平方根の差を有理化し、正弦の差を和積公式で評価する。第2問は置換積分で積分を計算し、平方根を有理化する。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) 0,0,\qquad (2) 2\sqrt{2}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

・ xx が十分大きいとき、x+c−x=cx+c+x⟶0.\displaystyle \sqrt{x+c}-\sqrt{x}=\frac{c}{\sqrt{x+c}+\sqrt{x}}\longrightarrow 0. 和積公式よりsin⁡x+c−sin⁡x=2cos⁡x+c+x2sin⁡x+c−x2.\displaystyle \sin\sqrt{x+c}-\sin\sqrt{x}=2\cos\frac{\sqrt{x+c}+\sqrt{x}}2\sin\frac{\sqrt{x+c}-\sqrt{x}}2. 第1因子の絶対値は 11 以下で、第2因子は 00 に収束するから、極限値は 00 である。

・ u=1+tu=\sqrt{1+t} とおくと dt=2u dudt=2u\,du なので、∫1x2dt1+t=2(1+x2−2).\displaystyle \int_1^{x^2}\frac{dt}{\sqrt{1+t}}=2\left(\sqrt{1+x^2}-\sqrt2\right). よって x≠1x\ne1 に対して1x−1∫1x2dt1+t=2(1+x2−2)x−1=2(x+1)1+x2+2⟶2.\displaystyle \frac{1}{x-1}\int_1^{x^2}\frac{dt}{\sqrt{1+t}}=\frac{2(\sqrt{1+x^2}-\sqrt2)}{x-1}=\frac{2(x+1)}{\sqrt{1+x^2}+\sqrt2}\longrightarrow\sqrt2.

この問題で使う考え方

  • 三角関数の加法定理
  • 関数の極限
  • 無理関数の性質
  • 置換積分法

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