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弘前大学/2025年度

弘前大学 2025年 数学 第4問解答・解説

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1問題

弘前大学2025年度第4問

次の定積分を求めよ。ただし, e は自然対数の底とする。

(1) ∫0π3sin⁡xcos⁡x(1+cos⁡x)dx\displaystyle \int_{0}^{\frac{\pi}{3}}\frac{\sin x}{\cos x(1 + \cos x)} dx

(2) ∫1ex(log⁡x)2dx\displaystyle \int_{1}^{e}x(\log x)^{2}dx

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1) log⁡(3/2)\quad \log(3/2)\quad . (2) (e2−1)/4\quad (e^2-1)/4\quad .

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1) u=cos⁡xu=\cos x とおくと du=−sin⁡x dxdu=-\sin x\,dx で、積分区間は u=1u=1 から u=1/2u=1/2 へ移る。したがって I1=∫1/21duu(1+u)=∫1/21(1u−11+u)du=[log⁡u−log⁡(1+u)]1/21=log⁡3−log⁡2=log⁡32.\displaystyle \begin{aligned} I_1&=\int_{1/2}^{1}\frac{du}{u(1+u)} =\int_{1/2}^{1}\left(\frac1u-\frac1{1+u}\right)du\\ &=[\log u-\log(1+u)]_{1/2}^{1} =\log3-\log2 =\log\frac32. \end{aligned}

(2) I2=∫1ex(log⁡x)2 dx\displaystyle I_2=\int_1^e x(\log x)^2\,dx とする。部分積分を一度行うと I2=[x22(log⁡x)2]1e−∫1exlog⁡x dx=e22−J.\displaystyle I_2=\left[\frac{x^2}{2}(\log x)^2\right]_1^e-\int_1^e x\log x\,dx =\frac{e^2}{2}-J. さらに J=∫1exlog⁡x dx\displaystyle J=\int_1^e x\log x\,dx に部分積分を行えば J=[x22log⁡x]1e−12∫1ex dx=e2+14.\displaystyle J=\left[\frac{x^2}{2}\log x\right]_1^e-\frac12\int_1^e x\,dx =\frac{e^2+1}{4}. ゆえに I2=e22−e2+14=e2−14.\displaystyle I_2=\frac{e^2}{2}-\frac{e^2+1}{4}=\frac{e^2-1}{4}.

第1積分は u=cos⁡xu=\cos x の置換と部分分数分解を用いる。第2積分は部分積分を二回使い、端点で log⁡e=1,log⁡1=0\log e=1,\log1=0 を代入する。

この問題で使う考え方

  • 置換積分
  • 部分分数分解
  • 部分積分

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