放物線 C:y=x2 上の x=t における接線は y=2tx−t2 である。したがって、A(a,a2)、B(b,b2) における接線の交点 P は P(2a+b,ab) となる。
d=b−a>0 とおくと、 PA=(−2d,−ad),PB=(2d,bd). よって内積と大きさは PA⋅PB=−d2(41+ab),∣PA∣=2d1+4a2,∣PB∣=2d1+4b2. 内積による角の余弦の公式から cosθ=1+4a21+4b2−1−4ab. したがって問1は ア=−,イ=1,ウ=4,エ=1,オ=4,カ=1,キ=4 である。
問2では x=(a+b)/2, y=ab とおく。角条件 θ=5π/6 と上式より (1+4a2)(1+4b2)1+4y=23, 特に 1+4y>0、すなわち y>−41 である。両辺を二乗し、a2+b2=(a+b)2−2ab=4x2−2y を用いると 4(1+4y)2=3{1+4(a2+b2)+16y2}=3(1+16x2−8y+16y2). 整理して 16y2+56y+1−48x2=0, したがって x2−31(y+47)2=−1. この条件は必要条件だけでなく十分条件でもある。実際、この双曲線上で y>−41 なら x2−y=48(4y+1)2>0. よって u2−2xu+y=0 は異なる二つの実数解 a<b をもち、それらを接点の x 座標とすれば、和は 2x、積は y となる。上の双曲線の式と 1+4y>0 を用いて余弦の式に戻せば cosθ=−3/2 だから、確かに θ=5π/6 である。
双曲線を y について解くと y=−47±3(x2+1). 条件を満たすのは上側の枝 C′:y=3(x2+1)−47 である。下側枝は常に −47−3 以下なので条件を満たさない。上側枝は x=0 で最小となり、その値 3−47 は 3>23 より −41 より大きいから、上側枝全体が条件を満たす。したがって最小値は ymin=3−47 である。 したがって、C′ は中心 (0,−7/4) の双曲線の上側の枝であり、y 軸に関して対称、頂点は (0,3−7/4)、漸近線は y+7/4=±3x である。
問3では y=0 として x2−3(7/4)2=−1よりx2=481. よって交点は (123,0),(−123,0), すなわち チ=3,ツ=1,テ=2 である。
問4の交点の間では C′ は x 軸より下にあるので、面積は曲線の y 座標の符号を反転して積分する。Y=y+7/4 とおけば 1x2−3Y2=−1. 問題文の媒介変数表示を a=1, b=3 として用いると x=21(t−t1),y=23(t+t1)−47(t>0). x=0 に対応する t=1 であり、y=0 では t+t1=237 となるので、右側の交点に対応する値は r=2/3 である。また x(t) は t>0 で増加し、左側の交点は t=3/2 に対応する。対称性から S=−2∫12/3{23(t+t1)−47}21(1+t21)dt. 被積分関数(符号反転前)の原始関数は F(t)=43(2t2+2logt−2t21)−87(t−t1) である。F(1)=0、F(2/3)=−9673+23log(2/3) より S=−2F(2/3)=3(487−log32)=3(487+log23). したがって ト=3,ナ=7,ニ=4,ヌ=8,ネ=3,ノ=2 である。