(1) 曲線の媒介変数表示を微分すると dtdx=1−cost>0,dtdy=sint(0<t<2π) である。したがって接線の傾きは dxdy=1−costsint=2sin2(t/2)2sin(t/2)cos(t/2)=cot2t となる。よって、接線に垂直な法線の傾きは −cot(t/2)1=−tan2t であり、ア=−1, イ=2 である。ただし t=π では接線は水平、法線は垂直なので、法線の傾きは定義されない(上式もこのとき未定義である)。
(2) t=34π とすると P=(34π+23,23),mℓt=−31,mLt=3. 点傾きの式から、直線 y=mx+b が P=(xP,yP) を通るときの x 軸との交点の x 座標は xP−myP である。したがって A=(34π+23−−1/33/2,0)=(34π+23,0), B=(34π+23−33/2,0)=(34π,0). Q は PB の中点だから Q=(2(4π/3+3/2)+4π/3,23/2+0)=(34π+43,43). よって ウ=4, エ=3, オ=2, カ=3, キ=4, ク=3, ケ=4, コ=3, サ=3, シ=4, ス=3, セ=4 である。
(3) 接線方向のベクトルは (1−cost,sint) なので、これに垂直な (sint,−(1−cost)) は法線方向のベクトルである。法線上の点を P+λ(sint,−(1−cost)) とおくと、その y 座標が 0 となる条件は 1−cost−λ(1−cost)=0. ここで 1−cost>0 だから λ=1 であり、法線と x 軸の交点は全ての 0<t<2π について B=(t,0) となる。ゆえに Q=(2(t−sint)+t,2(1−cost)+0)=(t−21sint,21−cost). xQ′(t)=1−21cost≧21>0 より、これは x が単調に増加する曲線である。また yQ(t)≧0 で、端の極限は (0,0),(2π,0) となる。したがって、曲線と x 軸で囲まれる図形の面積は S=∫02πyQ(t)xQ′(t)dt=∫02π(21−43cost+41cos2t)dt=π+41π=45π. よって ソ=5, タ=4 である。
この図形を x 軸の周りに回転すると、断面積は πyQ2 であるから V=π∫02πyQ(t)2xQ′(t)dt=π∫02π41(1−25cost+2cos2t−21cos3t)dt=π⋅41(2π+2π)=π2. ここでは ∫02πcostdt=∫02πcos3tdt=0、∫02πcos2tdt=π を用いた。よって a=1, b=2、すなわち チ=1, ツ=2 である。