東北医科薬科大学/2023年度/一般
東北医科薬科大学 2023年 数学 第II問解答・解説
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1問題
袋Aから袋Dには数字が書かれたカードが入っている。どのカードにも数字はただ一つだけ書かれている。袋Aには1,2,3,4の数字の赤色のカードが各1枚ずつ計4枚入っている。袋Bには0の数字のカードが1枚,1の数字のカードが2枚の計3枚の青色のカードが入っている。袋Cには1の数字のカードが2枚,2の数字のカードが1枚,3の数字のカードが1枚,4の数字のカードが1枚の計5枚の緑色のカードが入っている。袋Dには0,1,2,3,4,5,6,7,8,9の数字が書かれた黄色のカードが各1枚ずつ計10枚入っている。袋A,B,C,Dから1枚ずつカードを引いて,赤,青,緑,黄色の順にそれぞれ千の位,百の位,十の位,一の位に数字を並べてできる4桁の正の整数を とする。このとき,以下の問いに答えなさい。
(1) が2000以上4000以下の奇数となる確率は である。
(2) が3の倍数である確率は であり,6の倍数である確率は である。
(3) が7の倍数である確率は であり,2,3,5,7のいずれの倍数でもない確率は である。
まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。
2考え方
考え方を見る解き方の方針だけを確かめる
各袋の物理カードを区別した全600通りを基準にする。奇数条件は一の位で処理し、3の倍数は数字和の余り、7の倍数は一の位に必要な余りを表で数える。最後は一の位を1、3、7、9に限定し、3と7の倍数に包除原理を用いる。
3答え
答えを見る自分の答えと照らし合わせる
数式が横に長い場合は、左右にスクロールして確認できます。
4解答
解答を見る途中式つきの解答
袋A,B,C,Dのカードを物理的に区別して数えると,全事象は通りである。袋Bの1のカード2枚,袋Cの1のカード2枚も,それぞれ別のカードとして数える。
(1) Nが2000以上4000以下となるには,千の位が2または3である。千の位が4ならば,袋Cから引く数字は少なくとも1なのでNは4000より大きい。さらにNが奇数となるには,一の位が奇数でなければならず,袋Dの選び方は5通りである。したがって該当する場合は通りであり,確率はである。
(2) まず,千・百・十の位の数字の和の3で割った余りを数える。Aの余りの個数は,Bはなので,AとBの余りの個数は余り0,1,2の順にとなる。Cの余りの個数はであるから,A,B,Cの和の余りの個数は次の通りである。袋Dの数字0から9のうち,余り0,1,2の個数はそれぞれ4,3,3である。したがって3の倍数となる場合は通りで,確率はである。
Nが6の倍数となるには3の倍数かつ偶数であればよい。袋Dの偶数のうち,3で割った余りが0,1,2の数字はそれぞれ2,1,2個である。千・百・十の位の和の余りがのとき、一の位に必要な余りはそれぞれである。したがって対応する偶数の個数はの順となる。よって場合の数は通りであり,確率はである。
(3) まず7の倍数を数える。千・百・十の位の数字をとすると,一の位dはを満たす。60通りのについて必要な余りを数えると,次の表を得る。したがって7の倍数は通りで,確率はである。
2の倍数でも5の倍数でもないためには,一の位がのいずれかでなければならない。この条件を満たす場合は各千の位につき通り,計240通りである。次の表は,この240通りを千の位ごとに分け,3の倍数,7の倍数,および両方の倍数(21の倍数)の個数を数えたものである。よって包除原理により,2,3,5,7のいずれの倍数でもない場合は通りである。その確率はである。
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