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東京医科大学/2023年度/一般

東京医科大学 2023年 数学 第1問解答・解説

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1問題

東京医科大学2023年度第1問

(1) ウイルスXに対して陽性または陰性と判定する検査Aに関して、次の2つのことがわかっている。

(i) ウイルスXに感染している人に検査Aを実施すると、80%80\% の確率で陽性と判定される。

(ii) ウイルスXに感染していない人に検査Aを実施すると、70%70\% の確率で陰性と判定される。

ある集団において、40%40\% の人がウイルスXに感染していることがわかっている。この集団の人に対して検査Aを行って陽性と判定されたとき、実際にウイルスXに感染している条件付き確率は アイウエ\displaystyle \frac{\boxed{\text{アイ}}}{\boxed{\text{ウエ}}} である。

(2) ∑k=1n(k⋅nCk)\displaystyle\sum\limits _{k=1}^{n}\left(k\cdot {}_n C_k\right) が10000を超えるような最小の正の整数 nn は オカ\boxed{\text{オカ}} である。

(3) ii を虚数単位とする。(1+i)n(1+i)^n が正の実数になるような3桁の整数 nn は キクケ\boxed{\text{キクケ}} 個ある。

(4) f(x)=(1+x)log⁡(3+x)−(1+x)log⁡(5+x)f(x)=(1+x)\log(3+x)-(1+x)\log(5+x) とするとき、 lim⁡x→∞f(x)=コサ\displaystyle \lim\limits _{x\to\infty}f(x)=\boxed{\text{コサ}} である。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • (1)
    1625\displaystyle \frac{16}{25}。
  • (2)
    n=11n=11。
  • (3)
    nを正の3桁整数(通常の入試問題の意味)とすると112個。負の3桁整数も含める解釈なら224個。
  • (4)
    −2(logを自然対数とする通常の高校数学の規約)。

3解答

解答を見る途中式つきの解答

(1)  P(+)=0.4⋅0.8+0.6⋅0.3=0.5,P(感染∣+)=0.4⋅0.80.5=1625.\displaystyle P(+)=0.4\cdot0.8+0.6\cdot0.3=0.5,\qquad P(\text{感染}\mid+)=\frac{0.4\cdot0.8}{0.5}=\frac{16}{25}.

(2)  ∑k=1nk(nk)=n2n−1\displaystyle\sum\limits _{k=1}^n k\binom nk=n2^{n-1}。 n=10n=10 では 51205120、n=11n=11 では 1126411264 なので最小は n=11n=11。

(3)  1+i=2eiπ/41+i=\sqrt2e^{i\pi/4} より、正の実数となるのは n≡0(mod8)n\equiv0\pmod8。 正の3桁整数なら 104,112,…,992104,112,\ldots,992 の 112112 個。負数も含めるなら合計 224224 個。

(4)  log⁡\log を自然対数とすると f(x)=(x+1)log⁡(1−2x+5)⟶−2.\displaystyle f(x)=(x+1)\log\left(1-\frac2{x+5}\right)\longrightarrow -2.

(1) P(陽性)=0.4×0.8+0.6×0.3=0.5P(\text{陽性})=0.4\times0.8+0.6\times0.3=0.5なので、P(感染∣陽性)=0.4×0.80.5=1625\displaystyle P(\text{感染}\mid\text{陽性})=\frac{0.4\times0.8}{0.5}=\frac{16}{25}。(2) ∑k=1nk(nk)=n2n−1\displaystyle \sum\limits _{k=1}^{n} k\binom{n}{k}=n2^{n-1}。n=10n=10では51205120、n=11n=11では1126411264だから最小n=11n=11。(3) (1+i)n=2n/2einπ/4(1+i)^n=2^{n/2}e^{in\pi/4}はnnが8の倍数のとき正の実数。正の3桁整数では104,112,…,992104,112,\ldots,992の112112個。もし負の3桁整数も含めれば−992,−984,…,−104-992,-984,\ldots,-104の112112個も加わる。(4) f(x)=(x+1)log⁡(1−2x+5)\displaystyle f(x)=(x+1)\log\left(1-\frac{2}{x+5}\right)。log⁡\logを自然対数とすれば log⁡(1+u)u→1\displaystyle \frac{\log(1+u)}{u}\to1 を用い、(x+1)(−2x+5)→−2\displaystyle (x+1)\left(-\frac{2}{x+5}\right)\to-2。

この問題で使う考え方

  • 条件付き確率
  • 組合せ恒等式
  • 偏角による判定
  • 対数の極限

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