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東京慈恵会医科大学/2026年度/前期

東京慈恵会医科大学 2026年 数学 第4問解答・解説

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1問題

東京慈恵会医科大学2026年度第4問

OO を原点とする xyzxyz 空間に、5点 A(2,0,0)A(2,0,0)、B(0,2,0)B(0,2,0)、C(0,0,2)C(0,0,2)、D(1,1,0)D(1,1,0)、E(0,0,1)E(0,0,1) がある。線分 OAOA 上に動点 P(p,0,0)P(p,0,0)(0≦p≦20\leq p\leq 2)をとり、平面 PDEPDE と直線 BCBC との交点を QQ とし、pp が 0≦p≦20\leq p\leq 2 の範囲を動くときに線分 PQPQ が通過してできる図形を SS とする。図形 SS、平面 x=0x=0 および平面 z=0z=0 で囲まれた部分からなる立体を KK とするとき、KK の x≦2yx\leq 2y を満たす部分の体積を求めよ。

まずは自分で解いてみましょう。詰まったら「考え方」、解けたら「答え」で確かめられます。

2考え方

考え方を見る解き方の方針だけを確かめる

座標で平面と線分を表し、x+y一定の台形断面の面積を用いて一変数の定積分で体積を求める。

3答え

答えを見る自分の答えと照らし合わせる
  • 1627\displaystyle \frac{16}{27}

4解答

解答を見る途中式つきの解答

P=(p,0,0)P=(p,0,0) を通る平面の方程式は x+(p−1)y+pz=px+(p-1)y+pz=p である。この式は P,D,EP,D,E を満たし、3点は一直線上にない。直線 BCBC 上では x=0, y+z=2x=0,\ y+z=2 だから、交点は Q=(0,p,2−p)Q=(0,p,2-p)。

線分 PQPQ 上の点を P+λ(Q−P)P+\lambda(Q-P)(0≦λ≦10\le\lambda\le1)とすると、(x,y,z)=(p(1−λ),pλ,(2−p)λ)(x,y,z)=(p(1-\lambda),p\lambda,(2-p)\lambda)。従って s=x+y=ps=x+y=p とおけば、0≦s≦20\le s\le2, 0≦y≦s0\le y\le s であり、s>0s>0 のとき上面 SS は z=(2−s)ys\displaystyle z=\frac{(2-s)y}{s} となる。条件 x≦2yx\le2y は s−y≦2ys-y\le2y、すなわち s/3≦y≦ss/3\le y\le s である。

平面 x+y=sx+y=s による断面は台形で、平行な辺の長さは上面での高さ (2−s)/3(2-s)/3 と 2−s2-s、辺間の距離は 2(2s/3)\sqrt2(2s/3) である。よって断面積は A(s)=12(2−s3+2−s)22s3=42s(2−s)9\displaystyle A(s)=\frac12\left(\frac{2-s}{3}+2-s\right)\frac{2\sqrt2s}{3}=\frac{4\sqrt2s(2-s)}9。隣り合う断面の距離は ds/2ds/\sqrt2 だから、V=∫02A(s)2 ds=49∫02s(2−s) ds=49[s2−s33]02=1627\displaystyle V=\int_0^2\frac{A(s)}{\sqrt2}\,ds=\frac49\int_0^2s(2-s)\,ds=\frac49\left[s^2-\frac{s^3}{3}\right]_0^2=\frac{16}{27}。

この問題で使う考え方

  • 空間座標と空間ベクトル
  • ベクトルによる図形の考察
  • 定積分による体積

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