(1) 辺を 3:1 に内分する定義から AE=41b+43c,AD=43b,AF=41c. P,Q,R の位置を b,c の係数で表す。直線 AE 上の点を s(b+3c)/4 とおき、BF と係数を比較すると s=4/13 だから P=(b+3c)/13。同じく、BFとCDの交点Q、CDとAEの交点Rを係数比較で求めると P=13(1,3),Q=13(9,1),R=13(3,9) (各対は b,c の係数)を得る。従って AP,PR,RE は AE のそれぞれ 4/13,8/13,1/13 倍で、比は 4:8:1。面積比は座標面積で求められる。A を原点、AB を横軸にとり、 b=(u,0), c=(v,w)(u>0,w>0)とする。 2本のベクトル (x1,y1),(x2,y2) が作る三角形の面積は ∣x1y2−y1x2∣/2 である。これは、両ベクトルをそれぞれ r1(cosϕ,sinϕ),r2(cosψ,sinψ) と書き、 三角形の面積公式 r1r2∣sin(ψ−ϕ)∣/2 に加法定理を用いたものである。 ここでは PQ=13(8u−2v,−2w),PR=13(2u+6v,6w). したがって [PQR]=2⋅169∣(8u−2v)6w−(−2w)(2u+6v)∣=33852uw. 一方 [ABC]=uw/2 だから [PQR]/[ABC]=52/169=4/13 となる。 重心は3頂点の位置ベクトルの平均なので AG=3P+Q+R=31b+31c.
(2) 展開図で D は折り上げ後の頂点 B の写しであり、AD=AB=4/3、また EA=ED=EC=EF から折り上げ後 EA=EB=EC=L とおける。三角形 ADE に余弦定理を用いると L2=(34)2+L2−2⋅34L⋅814, よって L=DE=814/21。 面積より 1257=21⋅34⋅2sinA,sinA=1657,cosA=±169. 正負は四面体が成立する条件から決める。EA=EB=EC=L なので、 E の底面への垂線の足は底面三角形の外心である。その外接円半径を R、四面体の高さを h>0 とすれば L2=R2+h2 より R<L が必要である。 もし cosA=−9/16 なら、余弦定理で BC2=79/9 となる。 底面積 K=57/12 と外接円半径の公式を用いると R2=(4K(4/3)(79/3)2)2=15755056>15753200=L2 となり矛盾する。従って cosA=9/16 である。 余弦定理から BC2=(4/3)2+22−2(4/3)(2)(9/16)=25/9、従って BC=5/3。 EA=EB=EC なので、E の底面への垂線の足 P は △ABC の外心であり、AP は外接円半径である。面積を K=57/12 とすると、三角形の外接円半径の定理 R=AB⋅BC⋅CA/(4K) から AP=R=4(57/12)(4/3)(5/3)(2)=2187. 高さは EP2=EA2−AP2=64⋅7/441、ゆえに EP=87/21=AP。四面体の外心は EP 上にある。底面頂点への距離と E への距離が等しくなる位置を、P から z だけ E 側にとると R2+z2=(EP−z)2。EP=R から z=0 となるので外心は P、球の半径も 87/21。
(3) 円 Q の中心は半径2の円を角 θ だけ反時計回りに進むから Q=(2cosθ−1,2sinθ)。滑りがないため小円は接触点で速度が相殺される向きに 2θ 回転し、初めの半径ベクトル (−1,0) は (−cos2θ,−sin2θ) となる。従って P=(2cosθ−1−cos2θ, 2sinθ−sin2θ)=2(1−cosθ)(cosθ,sinθ), ゆえに極方程式は r=2(1−cosθ)。 極座標の面積公式により A=21∫02π4(1−cosθ)2dθ=6π. また、速度の大きさは x′2+y′2=8(1−cosθ)=4sin(θ/2)(0≦θ≦2π), したがって曲線の長さは ∫02π4sin(θ/2)dθ=16。