(a) ∠B=90∘ より AC=2,また ∠D=90∘ より CE=2 である。三角形 ACE に余弦定理を用いると, 1=AE2=AC2+CE2−2AC⋅CEcos∠ACE=4−4cos∠ACE となるから,cos∠ACE=3/4 である。さらに sin∠ACE=1−(3/4)2=7/4 なので,五角形の面積は三つの三角形 ABC,ACE,CDE の面積の和として 21+21+21⋅2⋅2⋅47=44+7 である。したがって,空欄は ア=3,イ=4,ウ=4,エ=7,オ=4 である。
(b) u=BA とおく。p=CB と u は垂直な単位ベクトルであるから,これらを直交座標の基底とする。q=rp+vu とおけば,∣q∣=1 および q⋅u>0 より r2+v2=1,v>0. 五角形は図の向きに凸であるので,DE=vp−ru となる(q を時計回りに90度回した単位ベクトル)。CA=p+u,CE=q+DE=(r+v)p+(v−r)u だから,AE=1 より 1=(1−r−v)2+(1−v+r)2=4(1−v), 従って v=3/4,r=±7/4 である。図の五角形では ∠BCD が鈍角であるから r=p⋅q<0 である。よって r=−7/4 であり, p⋅q=−47,q=−47p+43u. CA=sp+tq=p+u と比較すると,t(3/4)=1,s−t7/4=1 だから s=33+7,t=34. また E の位置ベクトルと A の位置ベクトルの平均をとれば, CM=2CA+CE=87−7p+87+7u=67+7(p+q). 従って MB=p−CM=−61+7p−67+7q. この小問の空欄は カ=7,キ=4,ク=3,ケ=7,コ=3,サ=4,シ=3,ス=7,セ=7,ソ=6,タ=1,チ=7,ツ=6,テ=7,ト=7,ナ=6 である。
(c) 図1の辺の対応をたどる。基底を (p,u) とした座標で,s=7/4, v=3/4 とおくと,辺 AB の向こうの五角形,辺 CD の向こうの五角形,辺 EA の向こうの五角形への配置はそれぞれ GAB(z)=RABz+2p,GCD(z)=RCDz,GEA(z)=−z+CA+CE, RAB=(sv−vs),RCD=(−sv−v−s) で表せる。実際,これらは共有辺の端点をそれぞれ (D,E)↦(B,A),(B,C)↦(D,C),(E,A)↦(A,E) と対応させる。RABRCD=RCDRAB=−I だから,図の M′ へ移る三段の配置 GAB∘GCD∘GEA は平行移動で,その移動ベクトルは 2p−CA−CE=41+7p−47+7u=−31+7p−37+7q. 同様に M′′ へ移る配置 GCD∘GAB∘GEA の移動ベクトルは 2q−CA−CE=−47+7p−41+7u=−37+7p−31+7q. ここで p⋅q=−7/4 である。a=(1+7)/3, b=(7+7)/3 とすれば,MM′=−ap−bq,MM′′=−bp−aq だから ∣MM′∣2=a2+b2−27ab=4+7,MM′⋅MM′′=2ab−47(a2+b2)=0. これらの二つのベクトルは垂直で長さも等しい。従って三角形 MM′M′′ の面積は 21∣MM′∣∣MM′′∣=24+7. 空欄は ニ=1,ヌ=7,ネ=3,ノ=7,ハ=7,ヒ=3,フ=4,ヘ=7,ホ=0,マ=4,ミ=7,ム=2 である。